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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

まほうの手 髪切虫

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■修理も内装も自らの手で

 市電の停留場「石山通」周辺を歩いていて見つけたのが、木造モルタル2階建て(1968年頃築)の美容室「まほうの手 髪切虫」。なんと珍しいネーミングであることか―。

 店主の荒井修司さん(61)が、市電通りを挟んだ現在の店から500メートルほど離れた真向かいでオープンしたのは、1981年のこと。「インパクトがあって忘れられない名前を考えました」と語る荒井さんは、生まれ育ったこの山鼻エリアにおいて、24歳の若さで独立した。バブル期でもあり、ヤル気に満ちあふれていたのだろう。

 立ち退きで、現在地へ移転したのは6年前。「以前は2階が店舗でしたが、常連さんの高齢化が進んでいるため、路面店を選びました」と荒井さん。以前はリサイクルショップだったこの建物、空き家時代が長かったため、相当に傷みが激しかった。義兄が大工だったので、必要な材料を用意してもらい、店内のかなりの部分を自分でリフォームしたという。

 天井はすべて張り替え、しっくいの壁も塗り直し、床にはフローリングを敷いた。本棚やスタンドなど素朴な木製品は数多いが、それもすべて手づくり。また、バブル期のカフェバーによく備え付けられていた天井扇が回り、懐かしさを誘う。

 荒井さんは、傷んだ髪の毛をよみがえらせるオーガニック美容を目指し、顧客にも健康管理にこだわってアドバイスする。漢方にも詳しく、「身体が健康でなければ、生き生きとした髪は育たない」がモットーである。

 ◇札幌市中央区南21条西10丁目 電話011・596・7151

 (和田由美)

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