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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

第八卸売市場

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■“市ブラ”は夕方までOK

 道内外の生鮮食料品がそろう「札幌市中央卸売市場」の場外市場は、JR桑園駅から歩いて約15分の場所にある。ぶらり歩いてみると、約60軒ある店舗のあちこちから威勢の良い呼び声が飛び交い、対面販売ならではの活気に満ちている。

 どの店にしようか迷いながら歩くうちに見つけてしまったのが、威風堂々とした木造モルタル3階建て(1960年頃築)の「第八卸売市場」である。1階には鮮魚店2軒と雑貨店が入居し、2階が「場外市場商店街振興組合」のオフィス。木造階段をトコトコ上ると、事務局長の澤田喜八郎さん(69)が優しく出迎えてくれた。

 オフィスはとても広く、スクリーンのように大きな窓から市場が見下ろせる。かつて2、3階は、市場で働く人たちの住居として使われていたが、今は風呂付でないこともあって借り手が居ないそう。もったいない。

 澤田さんによると、「場外市場は、水産、青果、金物、衣料、玩具などの問屋65店舗でスタートしたものです」。72年の冬季五輪札幌大会の前年には、110店舗に及ぶ大問屋街にまで成長する。しかし、大型スーパーの進出で地元小売店の大半は転業に追い込まれ、今は問屋街というより小売店や食事処として、市民や観光客に人気を博している。

 ただし、早仕舞いする中央卸売市場とは違い、殆どが朝6時から夕方5時まで営業するので利用しやすい。銀ブラならぬ“市ブラ”も楽しいものだ。

 ◇札幌市中央区北11条西21丁目 電話011・621・7044(場外市場商店街振興組合)

 (和田由美)

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