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道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

久々球音響く、利尻中チーム

写真:初の公式戦に臨んだ利尻ベースボールクラブの選手たち 拡大初の公式戦に臨んだ利尻ベースボールクラブの選手たち

写真:そろいのTシャツで選手たちを応援する保護者たち=いずれも稚内市 拡大そろいのTシャツで選手たちを応援する保護者たち=いずれも稚内市

写真: 拡大

 ■春に誕生、夢は全中大会出場

 利尻町立利尻中学校の1年生9人による野球クラブチームが今春、誕生した。部活動と同じく放課後に練習し、9月には稚内市での公式戦にも初出場した。夢は全国中学校体育大会(全中大会)への出場。学校の部活動ではないため現状では難しいが、保護者たちも実現へ向けて応援を続けている。

 利尻中は、沓形中と仙法志中の合併で昨年度に新設された町内唯一の中学校。生徒数は47人で、部活動は卓球、バドミントン、バレーボール、吹奏楽の4部あり、少人数でも出来る部活動に限られた。野球部は沓形中にあったが、7、8年前に廃部になった。

 ところが、今春、沓形と仙法志地区の野球少年団の8人が入学。未経験者1人を加えて1チームが組める人数になった。生徒は野球部としての部活動を要望したが、教員の配置などが難しく、認められなかった。

 保護者には野球部OBもおり、久々の中学生チーム復活に協力。少年団の監督を指導者に迎え、「利尻ベースボールクラブ」を設立した。学校の理解も得て、放課後、主に町営球場で練習。部室がないため、保護者が野球道具を球場に運んで練習を見守っている。

 隣の利尻富士町には中学が2校あるが、野球部はない。練習試合も少年団や社会人チームが相手で試合勘がつかみにくいが、9月15日に稚内市であった軟式野球大会に出場した。初戦は稚内東中・南中の合同チーム。敗れはしたが、先制し、中盤までリードした。

 主将の高橋桜太君(13)は「少年団の時も含めてこんなにいい試合が出来たのは初めて。練習すればうまくなることを実感できた」。保護者たちもそろいのチームTシャツを着て声援を送った。高橋君の父親で野球部OBの高橋哲也・クラブチーム代表(41)は「自分と同じように何とか全中大会に出させてやりたい」と話していた。

 全中大会への出場は日本中学校体育連盟(中体連)への学校単位での加盟と、学校が認めた部活動であることが条件。ただ、生徒数の減少や統廃合、教職員の高齢化などで道内でも加盟校や部活動は減っている。

 今年4月に指導や引率などを外部に委ねられる「部活動指導員」の制度ができた。教育委員会が認めることが条件で、顧問の教職員の負担は軽減される。道中体連では「いま札幌には10人ほど部活動指導員がいる。可能性は広がっている」と話している。

 (奈良山雅俊)

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