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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

葉菜屋

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■時を刻んだカウンターで一杯

 通りすがりに、ついふらりと寄り道したくなるのが、下町風のたたずまいに心ひかれる居酒屋「葉菜屋」だ。

 地下鉄東西線西28丁目駅から徒歩1分の立地。建物は古びた木造モルタル2階建てで、1970年頃に建てられたといわれる。隣にはラーメン店、2階は美容室が入居する。

 この店の歴史は古い。店主の斉藤京子さん(76)が、オヨヨ通り(南1条と2条の仲通り)5丁目にあった東映仲町で70年に、同名の喫茶店を開いたのが始まり。その後、現在地へ移転し、手づくりの総菜をメインに居酒屋として開店したのは86年のこと。

 店の造りは少し変わっている。正面のノレンを潜ると左手に開き戸があり、そこを抜けて店内にたどり着く。もともとこのスペースは、大家さんが営むたばこ屋だった。移転時に、入り口両側に自販機が設置されていたため、このような造りになったという。

 店内は、カウンター8席と奥にテーブル12席。しっくい壁に木枠の窓がよく似合い、今では珍しいアジロ(薄い竹などを編んだもの)張りの天井が落ち着いた雰囲気を醸し出す。

 すり減ったカウンターが歳月を物語り、「この席に座りたいというお客さんがひっきりなしです」と斉藤さん。ここに座ると、初めての人でも気分がほっこりしそうだ。

 ビール540円、かん酒375円。午後5時半以降は居酒屋だが、昼はご主人が午後2時までそば屋を営み、かけ・もりそば各450円を味わえる。

◇札幌市中央区北3条西28丁目 電話011・611・3480

 (和田由美)

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