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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

丸富ライスパーラー

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■味の良さとサービスで健在

 北24条エリアを散策していて見つけたのが、1977年築の木造2階建て「丸富ライスパーラー」。約200坪の敷地に建つ大きな建物で、1階店舗の右手に精米工場を併設し、ここで精米した白米を袋に詰めて店頭販売する。2階には事務所や応接室があり、どこも広々としていて居心地が良さそう。

 社長の松岡活廣(かつひろ)さん(69)は、「今は10人ほどの社員で営んでいますが、市内各所に支店があった最盛期には60人近くいました」と話す。かつて米は、近所の米屋さんで買うものと決まっていて、自宅まで届けてくれたもの。米を積んだ配送車が、市内のあちこちを走り回っていた頃が懐かしい。

 丸富ライスパーラーは1955(昭和30)年創業で、初代が雑貨店からスタートして4年後に米屋を開業。松岡さんが2代目を継いだのは67年のことだ。以前は米の自動販売機を設置し、ドライブスルーで販売するなど、さまざまな試みをしたそう。現在も市内の配達は無料、どこでも電話1本で即日届けてくれる。

 スーパーとの違いを出すため産地にこだわり、食味を確かめてから販売。特別栽培米や有機栽培米も用意するなど、味のレベルの高さには定評がある。

 また、店内には無人精米所があり、玄米10キロまで100円で精米できる。「最近は、収穫したばかりの玄米を持ちこむ人が増えましたね」と松岡さん。市内でも数少なくなった米屋さんだが、味の良さと独自のサービスで頑張ってほしいものだ。

 ◇札幌市北区北28条西6丁目 電話011・727・0103

 (和田由美)

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