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道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

つるつる氷上の熱戦、夢は五輪競技

写真:長ぐつアイスホッケーの熱い戦いを展開した女性チーム=釧路町運動公園アイスホッケー場 拡大長ぐつアイスホッケーの熱い戦いを展開した女性チーム=釧路町運動公園アイスホッケー場

 ■長ぐつホッケー発祥・釧路町、普及に力

 スケート靴の代わりに長靴をはき、氷上のボールを追う「長ぐつアイスホッケー」。発祥の地、釧路町ではこの時期、大会が盛んに行われている。町内だけでなく、全道、世界へと広げ、将来はオリンピック競技をめざすという。

 ■初心者教室・雪まつりや動画サイトでPR

 「ナイスー」「いいよー」――。16日夜、寒風の野外のリンクで、ユニホーム姿の女性たちの掛け声が飛び交った。尻もちをつく際に「きゃっ」と声を上げれば、敵味方なく笑い声ももれた。

 釧路町運動公園アイスホッケー場。町民長ぐつアイスホッケー大会(町教委が事務局の普及啓発事業推進委員会主催)の女子の部総当たり戦がおこなわれ、4チームが参加した。

 「試合が始まればすぐに寒さは忘れます」と選手たちは言う。試合時間はわずか10分だが、体力を使い切るという。町立富原小と遠矢小の教員の合同チームで参加した大森麻莉菜さん(23)はアイスホッケー歴10年だが、長ぐつホッケーは難しいという。「スケート靴と違って思うように動けない。それがまた楽しい」

 長ぐつアイスホッケーは、1978年、アイスホッケーの日本代表で五輪大会に出場した森嶋勝司さんが教委職員当時、冬の運動不足解消のために競技を考案した。1チーム8人がパックの代わりにウレタン製のボールでゴールを狙う。

 町民大会は今年、41回目を迎えた。全日本大会は2005年に始まり、道外からは秋田、山形、石川各県と関東リーグから参加した。中学生以上なら町内外のだれでも参加できる連盟会長杯の大会も町内で今月24日から始まる。

 「長ぐつホッケーで町を盛り上げたい」と、釧路町は町内全5小学校で長ぐつホッケーの授業がある。全小中学校9校が学校単位で競う大会は26日に催される。

 普及委は競技人口を増やそうと、毎年末に初心者教室を催している。昨年度からは長靴などを貸し、国籍を問わず個人参加の初心者でも試合に出られる「インターナショナルフェスティバル」もおこなわれている。夏には釧路市でも催し、両市町で相乗効果を狙う。

 今後、さっぽろ雪まつりで紹介したり、動画サイトに投稿したりして世界に向けて長ぐつホッケーを広めていきたいという。町教委スポーツ係の中野勝広係長は「スケートが苦手でも楽しめるスポーツ。将来は五輪種目に選ばれるようにしたい」と話している。

 町民大会は20日までで、男子、女子、混成の計53チーム、614人が参加する。全日本大会兼道大会は2月2、3日で、秋田県の1チームと道内は釧路と根室管内の33チームが参加する。

 (高田誠)

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