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道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

クレインズへ感謝の拍手

写真:試合後、「私たちは忘れない!」などと書かれた横断幕と記念撮影に臨んだクレインズとハルラの選手ら=釧路市の日本製紙アイスアリーナ 拡大試合後、「私たちは忘れない!」などと書かれた横断幕と記念撮影に臨んだクレインズとハルラの選手ら=釧路市の日本製紙アイスアリーナ

 ■レギュラーリーグ、本拠地最終戦/アイスホッケー

 今季で廃部するアイスホッケーのアジアリーグ、日本製紙クレインズ(釧路市)が20日、レギュラーリーグで本拠地最後の試合に臨んだ。日本製紙アイスアリーナには廃部決定後、最多の2233人が詰めかけた。アニャンハルラ(韓国)に延長戦で敗れたが、「氷都くしろ」を支えたチームに熱い拍手が送られた。

 クレインズは第2ピリオドに先制された。しかし、相手の反則によるパワープレイの好機に、高見翼人選手がパックを押し込み、同点に追いついた。

 その後、試合は動かずに延長戦へ。かつてクレインズに在籍していたリーガン選手に、コーナーからのパスをゴールされ、試合が終わった。クレインズは体を張って押し気味に試合を進めたが、相手キーパーの好セーブに阻まれるなど決め手を欠いた。

 私設応援団「つるっ子マニア」のメンバーは太鼓を打ち鳴らし、大旗を振ってチームを鼓舞。スティックバルーンを両手に観戦するファンも目立った。

 クレインズの選手にあこがれ、アイスホッケーを始めた子も多い。釧路市立鳥取中2年の水上陽君(14)は、アイスホッケー部の仲間と駆けつけ、「クレインズの選手になるのが夢だったので廃部は悲しい。選手一丸となって戦う姿が好きだった。プレーオフに進出して優勝をめざしてほしい」と語った。

 試合後、上野拓紀主将ら24人の選手全員がリンクで円になって立った。上野主将にとって「どんな形であれ勝利したかった」と臨んだ試合。観客席からの声援や拍手は耳に届いていたという。マイクを握り、「個人的にはこれでチームは最後だとは思っていない。来季も皆さんで支えてください」と声を張り上げた。

 チームはレギュラーリーグ全34試合のうち31試合を終え、順位は全8チーム中4位。5位までに入ればプレーオフに進め、本拠地で再び戦える可能性がある。

 ■続く署名活動、6500筆超す/存続を願う会

 「氷都くしろにクレインズ存続を願う会」は5日から、地元にプロチームを設けようと署名活動をしている。複数の企業や地元自治体などが運営主体をつくれば、活動を続けられると期待している。

 釧路市内だけでなく道内各地、東京でも集め、18日現在で6500筆を超える署名が寄せられた。プレーオフが終わる3月17日まで署名を集め、釧路商工会議所に届ける。寺山博道代表は「10万人の署名を集めたい」と話している。

 日本製紙は昨年12月、主力の紙事業の収益悪化を理由にクレインズの廃部を発表。チームの引受先を探している。

 (高田誠)

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