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道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

「肉体改善、大きなパワー生む」

写真:今季絶好調の小林陵侑 拡大今季絶好調の小林陵侑

写真:小林陵侑の強さについて語る原田雅彦さん 拡大小林陵侑の強さについて語る原田雅彦さん

 ■小林陵侑選手の強さ、原田さん語る/ジャンプ男子

 ノルディックスキー・ジャンプの男子ワールドカップ(W杯)が、26、27日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で開催される。注目は今季、大躍進を遂げた小林陵侑(22)=土屋ホーム=。ここまで14戦を終え、W杯の最長記録に並ぶ6連勝を含む9勝と圧倒的な強さだ。W杯通算勝利で、小林陵と同じ日本男子選手歴代3位の9勝を挙げている原田雅彦さん(雪印メグミルク監督)が、小林陵の強さについて語った。

 ジャンプ台は、台ごとに個性がある。助走路の角度が急だったり、緩やかだったり。「形状が、毎週毎週(大会ごとに)変わるわけです。それに対応していかなきゃならない。必ず自分のジャンプって崩れていくんですよ。それがまったくない。考えられないです」と、原田さんは小林陵の好調に舌を巻く。

 体とスキー板が離れた小林陵の空中姿勢は、原田さんの現役時代と似ている、とされる。ところが、原田さんは「全然似ていません」と即座に否定した。「うまく釣り合うスタイルなんです。一般的に前傾姿勢って、丸みをつくりますが、彼は違う」

 原田さんによると、一般的な空中姿勢は、足から上半身にかけて虹のような弧をイメージして、バランスをとる。ただ、どうしても頭が重いので、スキーごと下がってしまい、結果、バランスが崩れる。小林陵は背中が直線的な体勢を維持しているので、頭が下がらず、バランスも崩れにくいという。

 もう一つの特徴が、足が開いたときの、スキー板の向きだ。多くの選手が、「V字」に足を大きく開くとスキー板が横に開く。「それが彼の場合はね、下を向くんです。これだと、追い風の影響は受けづらい。追い風を流すように前に飛ぶんですね」

 このフォームの前提にあるのが、筋力の向上だ。「若いときから知っていますが、彼はもともとこんな飛び方だったと思う。高校を卒業して土屋ホームに入って4年目。肉体的に改善されて、つくべきところに筋肉がついて、大きなパワーが生まれている」と原田さん。地道なトレーニングの積み重ねが、現在の好成績につながっている。

 (山下弘展)

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