メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

09月21日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

「頂点を」応援席興奮

写真:延長戦に入り、クレインズは好機にトラクノ(右)がシュートを狙った=いずれも釧路市の日本製紙アイスアリーナ 拡大延長戦に入り、クレインズは好機にトラクノ(右)がシュートを狙った=いずれも釧路市の日本製紙アイスアリーナ

写真:クレインズの存続を願い、横断幕を掲げるファンたち 拡大クレインズの存続を願い、横断幕を掲げるファンたち

写真:左:「クレインズは来シーズンもここでイーグルスと戦う!」とアピールする寺山博道代表 右:延長戦に入っても、クレインズの応援を続けるファンたち  拡大左:「クレインズは来シーズンもここでイーグルスと戦う!」とアピールする寺山博道代表 右:延長戦に入っても、クレインズの応援を続けるファンたち 

 ■クレインズ、プレーオフ4強/アイスホッケー

 今季で廃部になるアイスホッケーの日本製紙クレインズ(釧路市)が、アジアリーグのプレーオフで準決勝に進んだ。19日、王子イーグルス(苫小牧市)に延長戦の末、1―0で勝利。対戦成績を2勝1敗とし、第1ラウンドを制した。会場の日本製紙アイスアリーナ(釧路市)には、今季最多の2788人が集まった。

 ■王子側からもエール

 序盤から、両者とも堅い守備で相手にすきを与えなかった。第3ピリオド、クレインズは激しい攻撃を仕掛ける。シュート数は12本で相手の5本を上回ったが、強い守りに阻まれた。

 0―0のまま延長戦へ。先に点を取った方が勝つ方式で、クレインズの選手たちは「まずはしっかり守り、好機が来たら逃さない」と確認し、リンクに散った。すると6分過ぎ、大津晃介からパスを受けたヴャチェスラフ・トラクノがゴールを決めた。

 1勝1敗で迎えた第1ラウンド最終戦。負ければプレーオフ敗退が決まり、チームの歴史が終わるだけに、重圧のかかる試合だった。トラクノは「厳しい試合になると分かっていた。体力的にきつかったが、チーム一丸となって必死に練習してきたので勝つ自信はあった」と語った。

 延長戦でゴールが決まると、ゴール裏のクレインズ応援席は興奮に包まれた。

 私設応援団「つるっ子マニア」を率いる寺山博道さん(47)は、「氷都くしろにクレインズ存続を願う会」代表として全国で署名活動を進めている。この日も、ハンドマイクで「クレインズは来シーズンもここでイーグルスと戦う!」と応援席でアピール。その後、「敵地」の苫小牧で署名活動に協力してくれたイーグルス応援席に向かい、全員でエールを送った。

 イーグルス釧路応援団の上村俊二さん(43)はイーグルスOBとして「同じ日本、同じ業界のチームとして、倒すなら我々の手で」と応援に臨んだが、粘るクレインズに返り討ちに。「こうなった以上、日本チーム代表として頂点を極めてほしい」と祝福した。

 釧路市の武修館高校アイスホッケー部監督の角橋裕樹さん(29)は、父親がクレインズ前身の旧十条製紙チームでプレーしていた。同校からクレインズに送り出した選手も何人もいる。「廃部で部員たちが目指してきた目標がなくなってしまう。残念でならない」と話した。

 プレーオフ準決勝は、レギュラーリーグ1位のデミョンキラーホエールズ(韓国)と対戦。5戦で先に3勝した方が決勝に進む。日本製紙アイスアリーナでは23日午後5時、24日午後3時に試合開始。28日以降は韓国で試合が予定されている。

 (宮永敏明、高田誠)

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

北海道報道センターから

北海道アサヒ・コムへようこそ。
身のまわりの出来事やニュース、情報などをメールでお寄せ下さい(添付ファイルはご遠慮下さい)
メールはこちらから

朝日新聞 北海道報道センター 公式ツイッター

注目コンテンツ