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金曜「ライフ・楽しむ」【わたし色】

少し上を目指し、カッコいい… 美馬のゆり

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 ■少し上を目指し、カッコいい自分に

 ●公立はこだて未来大教授・美馬のゆりさん

 還暦まであと少し、という年齢になって新しい習いごとを始めました。それはプールにボードを浮かせ、その上でヨガのポーズをとる水泳教室。体が硬く姿勢の悪い私にとってはこれが結構つらい。

 私のような仕事は定時で終わるものではなく、取りかかるとつい時間を忘れてしまいます。あともう少し、あともう少しと言っている間に、プールが閉まる時間になってしまうこともしばしば。でも教室に出るぞと切り上げ、週1度、なんとか通っています。

  □  ■  □

 今から三十数年前、小学校からあった体育の授業がなくなる大学3年のとき、これから一生運動しなくなるのはまずいと思った私は、家から一番近いスポーツ教室に行くことにしました。それが水泳だったのです。雨が降ったら、風が吹いたらと、何かとサボる理由を探す自分の性格をわかっていたので、近いところなら言い訳はできません。

 学生時代は平日昼間のクラス、就職後は土曜日、そして妊娠中はマタニティークラスに。そこで知り合った友人はほとんど泳げませんでしたが、おなかが大きいと自然に水に浮くというので、この際泳げるようになろうと思ったそうです。今では、マスターズに出場するまでになったとか。人それぞれきっかけがあるのですね。

  □  ■  □

 この30年、年に2度、あるデザイナーのファッションショーに行っています。終了後は先生のお宅で打ち上げ。そこには俳優やモデル、ジャーナリスト、演出家などが集います。還暦をとっくに過ぎていてもみんなカッコいい。どんなにお酒を飲んでも、くつろいでいてもです。そこで観察して気がついた。みんな姿勢がいいのです。

 そんな風になりたいと、コツを教わりました。まずはストレッチ。そして意識すること。その努力を怠らないこと。カッコいいのにはちゃんと訳があったのです。それから約3年が経ちましたが、まだまだです。ちょっと気を許すと元の姿勢に。さらに追い打ちをかける年の波。今を維持するだけでも大変です。

 姿勢に敏感になると、街を歩く人も気になります。もったいないのは、おしゃれな人やスタイルのいい人で、姿勢が悪い人。特に若い人には、今から気をつけておくと、肩こりにもならずに、これからずっと楽になるよと教えたくなります。

 プールでヨガの先生は「無理しなくても大丈夫」といいつつ、「はい、そこまでできたら、手のひらもう一つ分上へ」とにっこり。運動に限らず、現状に満足せず、常に少し上を目指すのは、いくつになっても大事なことですね。

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