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道内スポーツ【スポーツ・ニュース】

クレインズ連勝、氷都沸く

写真:クレインズの入倉が先制のシュートを決める 拡大クレインズの入倉が先制のシュートを決める

写真:ファンの応援を盛り上げる佐藤晴美さん=いずれも釧路市の日本製紙アイスアリーナ 拡大ファンの応援を盛り上げる佐藤晴美さん=いずれも釧路市の日本製紙アイスアリーナ

 ■みせた堅守、プレーオフ決勝へ王手/アイスホッケー・アジアリーグ

 アイスホッケーのアジアリーグプレーオフ準決勝で、今季で廃部する日本製紙クレインズ(釧路市)が24日、デミョンキラーホエールズ(韓国)と日本製紙アイスアリーナで対戦し、2―1で勝った。対戦成績は2勝0敗。準決勝5戦で3勝すれば決勝に進むため、クレインズは決勝進出をかけて、28日から始まる韓国での戦いに挑む。

 (高田誠、宮永敏明)

 クレインズはレギュラーリーグ4位で、5位の王子イーグルス(苫小牧市)をプレーオフ第1ラウンドで制し、準決勝に進んだ。23日の第1戦では同1位のデミョンに、3回目の延長の末、2―1で勝利した。

 24日は2373人の観客が日本製紙アイスアリーナに集まった。クレインズは序盤の第1ピリオド(P)終了直前、入倉大雅がスペースの空いたゴール正面からシュートして先制した。

 第2Pで同点に追いつかれたが、第3Pでは、大津晃介がゴール裏から届いたパスを打ち、勝ち越し。味方の反則で対戦相手より2人少ない場面もあったが、堅い守りでしのいだ。

 大津選手は「我慢して、最少失点で勝とうと決めていた。ファンがいたからこそ勝てた。2勝は大きい。韓国でも勝ってこの地に戻る」と話した。

 クレインズ私設応援団「つるっ子マニア」(寺山博道代表)の最前列で声援を送るちびっ子たちがいる。寺山さんの長男悠翔くん(3)もその1人だ。

 「大きくなったらクレインズの選手になる」と、家でも愛用の子供用スティックを振り回して遊んでいるという。23日の延長戦観戦は疲れたようで、24日は母親に抱かれて眠ることが多かったが「この子が寝るときは勝率がいいんですよ」。寺山さんが言う通りの結果となった。

 蝦名大也釧路市長も、観戦席に姿を現した。試合後に「よかった。次の試合も勝って韓国から戻ってきてほしい」と、釧路での決勝戦に期待を込めた。廃部後の先行きについては「釧路はこれまでに多くのアイスホッケー選手を輩出してきた。クレインズは『氷都・釧路』の一角をなす大切な宝。いろいろな動きをみながら支えていきたい」と話した。

 ■「戻ってくる、信じて」/FMくしろ・佐藤さん、ファンを鼓舞

 2連勝を後押ししたのは熱狂的な応援だ。FMくしろのパーソナリティー、佐藤晴美さん(42)ら2人が会場でファンを鼓舞した。

 「さあ、クレインズとともに戦いましょう」

 ピエロのような派手な帽子に、クレインズのユニホーム姿の佐藤さん。試合開始前、応援席からファンにマイクで呼び掛けた。

 佐藤さんはクレインズ側のマイクパフォーマンスを担当。喜茂別町出身で、就職して初めてアイスホッケーを知った。ピンチとチャンスが一瞬でひっくり返るスピード感や、体を張ってパックを奪い合う激しさに魅了された。廃部決定後、選手たちの1戦1戦にかける気迫が伝わるという。

 「皆さんの熱い声援、『元気玉』を分けてあげてください」

 第3ピリオドが始まる前、佐藤さんが呼び掛けると観客が一斉に立ち上がった。大旗が揺れ、観客はスティックバルーンを両手で打ち鳴らした。

 「お客さんは1試合でも多くクレインズを応援したいと思っている。そんな気持ちを代弁するつもりでマイクを握っています」

 FMくしろの同僚、鈴木直哉さん(42)は音響と試合後の選手インタビューの担当だ。会場で戦況を見つめ、得点後やGKの好セーブ後などに派手な音楽やオルガンの効果音を流し、会場の興奮を一気に高めた。雰囲気で、流すタイミングや音量を微妙に変えた。

 第3戦からは、戦いの場を韓国に移す。2人は「決勝で再び、選手たちがこのアリーナに戻ってくることを信じています」

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