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レトロ建物グラフィティー【レトロ建物グラフィティー】

中華厨房「しのあ」

写真:イラスト・松本浦 拡大イラスト・松本浦

■格子窓に色街の名残

 2階の格子窓から色街の残り香が漂う木造モルタル2階建て(築約65年)は、東区の通称ファイターズ通り近くにある。1階に入居する中華厨房「しのあ」店主の樋口雅之さん(62)によると、「昔は置屋(芸者や遊女を抱える家)だったと聞いています」。旧国鉄の官舎や帝国製麻などがあったこのエリアには、かつて飲食店が多かったという。

 樋口さんは、オールド世代には懐かしい中華料理の革命店「サラダニース」を皮切りに「菜菜(ツアィツアィ)」などを経て、伏見稲荷神社近くで1997年に「シューシノア」をオープン。店名は、フランス語で“中国のキャベツ(シュー)”=「白菜」の意味だ。

 5年前に現在地へ移転し、店名も平仮名に変えた。近隣の会社員や女性客に人気のランチは、レバニラセットや麻婆豆腐セット(各730円)など。ライス、スープ、サラダ、付け合わせ、漬物がセットになるのがうれしい限り。

 店内は、カウンター7席と奥の部屋にテーブル席があり、夜は飲み放題付き3千円程度の予算で、15人前後の宴会も可。「新より道セット」680円は、ツマミ2品に揚げピーナツが付き、生ビールや紹興酒などから選んで1杯飲める。

 1階には居酒屋とスナックが入居し、大家が住んでいた2階は今、物置に使われているそう。周辺にはかつての町のにぎわいをしのばせる低層の飲食店が軒を連ね、この一角だけが違う街のような趣を見せている。

 ◇札幌市東区北7条東3丁目 電話011・712・7270

 (和田由美)

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