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さっぽろカフェグラフィティー【さっぽろカフェグラフィティー】

モンクール

写真:「モンクール」の高橋宏文さん 拡大「モンクール」の高橋宏文さん

■手づくりパンや雑貨がずらり

 “詩とパンと珈琲”がうたい文句のブックカフェ「モンクール」は、地下鉄西18丁目駅から徒歩約7分、道立近代美術館の北側にひっそりとたたずむ。店内に入ると、約30種が並ぶパンコーナーからおいしそうな香りが漂い、雑貨コーナーにはハンドメイドの小物がずらりと並ぶ。

 「ここがカフェ?」と戸惑うなかれ。テーブル席は店内奥に設けられ、合板が壁や天井に張り巡らされた素朴な雰囲気。棚には詩集や文学書などが雑多に並び、昔ながらの勉強机もテーブルとして使われる。手書きの時代なら、私もここで原稿を書いたかもしれない。

 店主の高橋宏文さん(47)は、釧路生まれの稚内育ち。札幌の大学を卒業後、クッキー工場やパン屋の職人を経て2009年にこの店をオープン。その3年前に誕生した丸美珈琲店の豆にほれ込み、ネルドリップで丁寧にコーヒーをおとす。値段もブレンド480円、深煎り530円と手頃だ。

 早朝3時から仕込む手づくりパンも看板商品。人気のシナモンロール190円を頼むと、少し温めて供される。味わってみるとバターの風味が香り、サクサク感と相まって極上の旨さ。コーヒーとも絶妙にマッチし、至福のひとときを過ごせる。

 この街にいまだこんな店があったのかと感心するほどレトロだが、その個性ゆえに愛されているのだろう。「都市の片隅」という表現がしっくりくる、私好みの店である。

 ◇札幌市中央区北3条西18丁目、北3条ビル1階 電話011・611・3747

 (和田由美)

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