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改元のとき 北海道【改元のとき 北海道】

「平成」私は思う

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写真:インタビューに答える木村愛里さん 拡大インタビューに答える木村愛里さん

写真:インタビューに答える桂枝光さん 拡大インタビューに答える桂枝光さん

 様々な思い出を残して幕を閉じた「平成」とはどんな時代だったのか。平成元年生まれのタレント、木村愛里さんと、「平成開進亭」を立ち上げた落語家、桂枝光さん。北海道にゆかりの深い2人に、それぞれの「平成」を語ってもらった。

 (聞き手・田之畑仁、写真は白井伸洋)

■この時代に生まれ、誇りに タレント・木村愛里さん

 災害やバブル崩壊など悲しいこともありましたが、やはり平成は日本が輝いた時代。平和が続き、様々な分野で日本人が世界中で活躍して認められるようになったこの時代に生まれたことを誇りに思います。

 生まれ育った札幌の街も大きく変わりました。流行のお店もどんどんできて、今や手に入らないものはほとんどありません。しかもそんな中でも、少し郊外に行けば豊かな自然を楽しめるのが北海道の魅力。この素晴らしさを世界に発信することが今の目標です。

 元(1989)年生まれということもあり、平成という元号には特別な思い入れがあります。だから、平成が終わってしまうことにはちょっぴり寂しさも感じます。「令和」が発表されたときは自宅で正座しながらテレビを見ていました。歴史の一ページが刻まれる瞬間に立ち会っている、そんな厳粛な気持ちでした。

 私たちは進学や就職のたびに「ついに平成生まれがここまで来たか」といつも言われてきましたが、次は私たちが「令和生まれが来た」という体験をすることになります。昭和の人たちの気持ちがわかるときが来るのかもしれませんね。

 「令和生まれ」の人たちにも元号に誇りを持ち、私たち平成生まれに負けないぞ、という気持ちで新時代を築いていってほしいですね。そうすればきっと、令和も平和で素晴らしい時代になるはずですから。

     *

 きむら・あいり タレント。1989年7月、札幌市出身。3月に8年間出演したHTB「イチモニ!」を卒業。4月からはHTB「イチオシ!!」に出演。テレビ、ドラマ、CM、ラジオなどで幅広く活動する。

■再興した寄席に名付けて 落語家・桂枝光さん

 14年前に札幌で寄席を立ち上げました。「平成開進亭」と名付け、この5月で180回を数えます。

 知人と喫茶店で話していた時、「どうやら昔、札幌にも寄席があったらしいぞ」と聞いたのがきっかけ。札幌市資料館に電話したらしばらくして「確かにありました」と興奮した声で連絡がありました。

 当時は師匠(五代目桂文枝)が危篤状態で、これは師匠が「お前が札幌で寄席をやれ」って言ってくれてはるんやなって、そう思いました。残念ながら1カ月後に亡くなりましたが。

 いくつかあった寄席の一つから名前をいただき、時代に合わせて「平成開進亭」としました。

 「平成」は、バブルがあって、はじけて、に象徴されるように、浮き沈みが激しい時代。自分を振り返ってみても、うれしかったことも、悔し涙でやけ酒をあおったことも、いろいろとありました。それでも、長く続けていると、良い縁にも恵まれるものです。特に「平成開進亭」で知り合った東京の落語家のみなさんには、今もずっと刺激を受け続けています。

 時代は「平成」から「令和」に変わりますが、「平成開進亭」は今まで通りの名前でずっと続けていきます。ただ、自分自身は襲名を予定しています。新しい名前は、100年ぶりに復活する大名跡。新しい時代にも止まることなく、精進を続けていきます。

     *

 かつら・しこう 落語家。1959年6月、大阪市出身。78年に五代目桂文枝に入門。91年に札幌へ移り住み、活動拠点に。2005年に「平成開進亭」を立ち上げ、席亭として毎月1回のペースで開催している。

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