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さっぽろカフェグラフィティー【さっぽろカフェグラフィティー】

六花文庫

写真:六花文庫の店内 拡大六花文庫の店内

■静謐な読書のひととき

 元は歯科医院だった木造モルタルの建物を改築した喫茶「六花文庫」は閑静な真駒内エリアの一角にひっそりと佇(たたず)む。初めて訪れた人は、外壁全面を覆うように絡まるツタの秀麗な姿に、まず目を奪われることだろう。

 六花亭製菓で文庫を担当する日浦智子さん(38)によると、「この建物はツタが主役です。秋は紅葉が美しく、夏も葉が青々と茂って涼しげで、四季を通じて楽しめます」。当初は六花亭の真駒内店として親しまれた建物だったが、新店舗が国道沿いにオープンのため、帯広本店にあった六花文庫が2004年に移転。食文化に関する書物に限り、約8000冊を収蔵する。

 モダンなイタリア製家具を備えた店内にBGMは一切なく、時計も置かれていないせいか、ひたすら静謐(せいひつ)な空気が流れる。入り口すぐの壁に沿ってイス席7つ、中央に書き物ができる6人掛けテーブル席、奥には特注の暖炉をしつらえたイス席4つと、大きく3つに分かれて席数は17席。男性陣には、冬に薪が燃えてパチパチとはぜる音が聴こえる暖炉前の席が、人気という。

 入場無料、メニューはサブレ付きコーヒー300円のみ。この六花亭オリジナルブレンドのコーヒーは、ブラックで飲んでも飽きの来ない優しい味わいで、お代わりは自由だ。また、午前11時から午後4時までの営業内であれば、何時間居ても構わないというから、本好きには天国のような場所である。

 大きなガラス張りの窓から、息を呑(の)むほど美しいツタの紅葉が眺められるのは、あと2週間ぐらいだろうか。

◇札幌市南区真駒内上町3丁目、電話011・588・6666、日・月休、11〜3月は日・月・火休。

 (和田由美)

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