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さっぽろカフェグラフィティー【さっぽろカフェグラフィティー】

フラッグスタッフカフェ

写真:フラッグスタッフカフェの店内 拡大フラッグスタッフカフェの店内

■職人気質 30年変わらぬ営み

 しんしんと雪降る中、北大正門前の角地に立つ「フラッグスタッフカフェ」に飛び込むと、赤々と燃える石油ストーブやマスターの優しい笑顔で、身も心も温められた。

 千葉県出身の店主・菅野忍さん(59)は旅好きが高じて大学を中退後、札幌へ移住。当時、滝沢信夫さん経営の「可否茶館」で4年半ほど修業し、1989年にこの店をオープン。店名はグランドキャニオンに近い米国の田舎町の名に因(ちな)む。

 コーヒーは、職人気質の菅野さんが少量の豆を水洗いしてから少しずつ焙煎(ばい)している。イチ押しの「ブレンドNO1」450円や「グアテマラ」500円など20種余り。時間をかけてドリップで淹(い)れてくれる。

 試しに「エチオピア モカ・シダモG2(グレード2)」480円を飲んでみると、ひと口含むだけで華やかなアロマが鼻腔(びくう)をくすぐり、甘みと旨みがジワリと伝わってくる。

 紅茶のように色は薄いが、これが旨い。「昔はケーキセットに紅茶を選ぶ人が多かったけれど、今は逆ですね」。濃いめが好きならプラス50円でストロングもある。手づくりのガトー・ショコラなどを用意する人気の「ケーキセット」780円〜。女性客が7割というのも肯ける。

 丸みを帯びた木製の椅子とテーブル、淡い電球の光、焙煎機から漂うコーヒーの香りなどが混然一体となって、この店の個性を形作る。それらすべてが30年前の開店時から変わっていないという。まさに名店だ。

◇札幌市北区北9条西4丁目、沢田ビル1階 電話011・746・7971、不定休。

 (和田由美)

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