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さっぽろカフェグラフィティー【さっぽろカフェグラフィティー】

北菓楼札幌本館カフェ

写真:北菓楼札幌本館の店内 拡大北菓楼札幌本館の店内

■大正の図書館 モダンにリノベ

 レンガ造りの旧五番舘や大理石の外観が美しい旧拓銀本店など札幌の都心部の歴史的建物はいつの間にか次々と姿を消した。それだけに北1条通り沿いに今も威風堂々と建つ「北菓楼札幌本館」を眺めていると昔の記憶まで甦(よみがえ)る。

 この建物は大正15(1926)年に道庁立図書館として建てられ、その後は道立の美術館や文書館別館などに使われた。日本を代表する建築家・安藤忠雄の基本設計により、この新店舗&カフェが誕生したのは平成28(2016)年のこと。往時の外観が保存・修復されていて、大木のある玄関から店内に入ると、むき出しのレンガ壁と窓から差し込む柔らかな光がお出迎えしてくれる。見上げると3階まで吹き抜けで、波打つような白色のクロスヴォールト(自立アーチ形態)の天井が美しい。

 カフェは2階部分で、高さ約6メートルもある東西の壁が書棚となり、文学書から自然科学・歴史の専門書まで約6千冊が並ぶ。広報担当の大野重定さん(47)によると、「カフェを利用される方は無料で読め、カウンターとテーブル席を合わせて30人ほど座れます」。

 読書中のおひとりさまや歓談に勤(いそ)しむマダムなど、それぞれ開放的な空間を楽しみながらランチやスイーツに舌つづみを打つ。コーヒー458円。シフォンケーキにソフトクリーム、さらに好きなケーキとドリンクが選べるケーキセット917円が人気。この建物が今も残る喜びを噛みしめながら、スイーツの甘さを味わいたいものだ。

◇札幌市中央区北1条西5丁目、北菓楼札幌本館2階 電話0800・500・0318、元日のみ休み。

 (和田由美)

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