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ひと@讃岐

高松出身ユーフォニアム奏者 佐藤采香さん

写真: 拡大

 暗闇の中で、優しくともる明かりのよう――。初めて触れたユーフォニアムの音のことだ。高松市の小学3年生で入った金管バンドクラブで、その楽器にのめり込んだ。「言葉よりも自由に思いを表現できる。ユーフォニアムあっての私の人生です」

 今年7月、北欧のフィンランドで開かれた世界有数の金管楽器コンクール「リエクサ国際コンクール」で、ユーフォニアム部門に出場。各国30人から3人だけが残った本選では、30分間もあるユーフォニアム協奏曲を地元の吹奏楽団と奏でた。

 結果は優勝。全部門を通じ、日本人で初めての快挙だった。「一つの目標にしていた最高峰の大会で結果を出せてうれしい」。ただ、「コンクールはもう最後です」とも。大学時代に「音楽観」の変化があったからだ。

 高松一高の音楽科から進んだ東京芸大で、「ぱんだウインドオーケストラ」を同級生と立ち上げた。「楽譜をただ演奏し、自分を表現する」だけだった音楽。メンバーと一緒に音を紡ぐのが面白く、「夢や希望がある」と思えた。今はシンプルに、聴く人にいい音楽を提供し、時間や空間を共有したいと願う。

 今春、東京芸大大学院の修士課程を修了。秋からスイスのベルン芸術大に留学している。初となるCDのリリースや、12月の高松公演なども控える。「スイスでは、全く違う私になると思う。今の『最高』を尽くし、自らを更新していきたい」

(多知川 節子)

2018年9月18日

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