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ひと@讃岐

アニメ・映画の効果音を作る 渡辺雅文さん

写真: 拡大

 静かな図書館を歩く音、畳の上をそっと進む音、海岸を走る音……。アニメや映画、ドラマに使われる効果音をつくる会社を2015年、故郷の高松市に立ち上げた。

 効果音のうち、人が出す音は演技に合わせてその都度、録音する。9月に公開された劇場アニメ「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」では、足音を中心に、服が擦れ合う音や本を並べる音などを手がけた。

 大阪芸術大に進み、東京の音響制作会社に就職。仕事を受けすぎて休みをとらず、3年で「疲れて」退職し、独立を選んだ。

 音を生み出すのは、コントロールルームと30平方メートルのスタジオ。足音ならば、靴の選択と床の入れかえから始まる。革靴かハイヒールか。地面は土かコンクリートか。気温と湿度は。映像を見ながら、登場人物の心情に合わせて足取りを変える。裸足の子どもの皮膚感を出すため、足の裏にハンドクリームを塗ったこともある。

 「狭い空間でも音はつくれる。でも、狭い音しか出ない」。首都圏で自前のスタジオを持つのは難しく、貸しスタジオも時間と費用がかかる。広い空間で自由に音をつくることは、高松に移ってから可能になった。

 音響制作者は、ハリウッドの先駆者の名前から「フォーリー」と呼ばれる。「観客の邪魔をせず、物語に集中してもらうことがフォーリーの役割」。目標は「つくられた自然な音」だ。

(江湖 良二)

2018年10月16日

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