メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

08月24日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ひと@讃岐

香川に移住した中国人画家 劉天生さん

写真: 拡大

 中国から高松市に移り住み、1年と少しが経った。夫婦で描いてきた中国画の個展を市内で開いている。日本に来て個展をすることは、亡き妻とした約束だった。

 中国東北部の出身。美術大学を出て、商品のデザインをしていた1968年、同業の焦丹(ジャオタン)さんと結婚した。その後、現地の大学で教えた。「貧しくても、休みに2人で絵が描ければ幸せだった」

 退職後の2012年、妻の子宮がんが判明。治療のため、娘がいる東京の郊外に住んだ。入退院を繰り返していた妻からある日、言われた。「完治したら、日本に引っ越して2人で個展を開こう」

 だが、中国に戻って間もなく、妻は逝った。思い出が頭をよぎり、ペンが進まない。外出の機会も減った。それでも、時間が経つにつれ、「彼女はもっと絵を描きたかったはず」と思うようになった。

 独り暮らしを心配した東京と高松に住む娘が、移住を提案。海が近く、自然が多い高松を気に入った。今は、四国霊場の札所や各地の祭りにも足を運ぶ。「彼女の代わりに、新しい表現をこの場所で追求したい」

 個展は、高松市上林町の大西・アオイ記念館で20日まで。展示した62点の大半は、女性や花を表したもの。「次の生命につながる自然な美しさがある」から、2人で好んで描いてきたテーマだ。

(小木 雄太)

2019年1月7日

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

高松総局から

県内の様々な課題を探る「深層2015」を掲載中です。twitter(asahi_takamatsu)もご覧下さい。
メールはこちらから

朝日新聞 高松総局 公式ツイッター

注目コンテンツ

  • 写真

    【&w】カカドゥの不思議な野鳥たち

    ノーザンテリトリー〈PR〉

  • 写真

    【&TRAVEL】遊び心満載の豪華客船

    船上でサーフィン?〈PR〉

  • 写真

    【&M】TEPPEI×ハマ・オカモト

    自分に合った服装とは?

  • 写真

    【&w】劇場鑑賞券を3組6名様に

    「&w」読者プレゼント

  • 写真

    好書好日旅するように異国料理を作る

    宮崎あおいさん初の料理本

  • 写真

    WEBRONZAカーシェア急拡大

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジンこれぞ手軽な手土産の大本命

    手土産に縁起のよい「虎家喜」

  • 写真

    T JAPAN未来を変えるコスメ 第2回

    全米で話題の「CBDオイル」

  • 写真

    GLOBE+注目は年齢差だけではない

    マクロン大統領夫人の実像

  • 写真

    sippo絶滅の危機に瀕するトラ

    生態は猫とほぼ同じ

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ