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ひと@讃岐

小豆島「お猿の国」で修業中 鍛冶優希さん

写真:中塚正春撮影 拡大中塚正春撮影

 小豆島の「お猿の国」で、猿回しのできる飼育員をめざす。島に移住して1年。「全てが新鮮で、あっという間の毎日」。500匹の猿に囲まれ、特訓が続く。

 地元は大阪。幼いころ、テレビ番組に出てくるチンパンジーに夢中になった。飼育員をめざす専門学校を卒業。「一つの動物にじっくり向き合いたい」と、ネットで見つけた「お猿の国」に就職し、1人で移った。

 パートナーは、メスで3歳のミク。初めは近寄っても来なかった。かみつかれたこともある。それでも、上下関係を教えるために厳しく叱った。腕には傷が増えた。

 数カ月後、ミクはすっかり甘えん坊になった。背中に飛び乗っておんぶや抱っこをせがみ、地面に降ろすと足にしがみついて離れない。

 猿回しはまだ修業の身だ。客に芸を披露するモンキーショーで、投げた輪をくぐらせ、ハードルを飛び越えさせる。手でピストルの形を作って「バン」と打てば、ころりと転がる。できる技が増えるたび、ミクの賢さに驚き、感心する。ただ、人やカメラに気を取られ、声が届かないこともしばしばだ。

 先輩の飼育員2人は、60歳以上のベテラン。何事にも動じず、あうんの呼吸でステージをこなす先輩たちの背中を追う。今の目標は、ショーを通じて猿に興味を持ってもらうこと。「箱入り娘や暴れん坊。猿にも、人間のような個性や関係性がある。『一人ひとり』を見てほしい」

(福井 万穂)

2019年5月13日

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