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教育【青春スクロール】

桐蔭学園(7)

写真: 拡大

写真:(左上から時計回りで)渡辺晋さん、栗原圭介さん、森岡隆三さん、林健太郎さん 拡大(左上から時計回りで)渡辺晋さん、栗原圭介さん、森岡隆三さん、林健太郎さん

写真:小澤司さん 拡大小澤司さん

■伝統の「考えるサッカー」原点に

 桐蔭学園高校サッカー部は、日本代表やJリーグで活躍する選手たちを育ててきた。

 J1のベガルタ仙台監督を務める渡辺晋(42、1992年卒)は「自分が目指すサッカーは、高校時代に教わったことが原点になっている」と振り返る。教え込まれたのは「いつ、どこで、なぜか」を考えるサッカー。パスを出す時も、常にそのことを考えながら練習した。「だから、練習では体より頭が疲れた。この教えが個人レベルだけでなくチーム全体でも機能すると、流れるようなサッカーになる」と話す。

 渡辺と同期のJ3福島ユナイテッド監督、栗原圭介(42、92年卒)もまた、桐蔭の「考えるサッカー」の洗礼を受けた。「考えながら、意図を持ってプレーしろ」と厳しく指導を受けた。これが今、「監督として選手を鍛えるベース(基本)になっている」と語る。

 元日本代表でJ2京都サンガFCのU―18監督を務める森岡隆三(40、94年卒)は、1年のある冬の日のことが忘れられないという。監督が「正月の高校選手権では隆三を使う」と発表。レギュラーではなかったため、「なんであいつが」と上級生らの厳しい視線を浴びた。死に物狂いで練習したが、うまくいかない日々。そんな折、監督の言葉が励みになった。「お前にとっては100%かもしれないが、俺が求める100%はもっと上だ」。大会では力を出し切り、仲間の信頼も得て、レギュラーの座を勝ち取った。

 元日本代表の林健太郎(43、91年卒)は、パスをつなぐ桐蔭サッカーに魅せられ入学した。サッカー以外での鮮明な思い出は「ガンツーですね」と笑う。毎年編成されるクラスの名称は、成績が良い順にα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)。γには1、2とあり、林はγ2、通称「ガンツー」の常連だった。2〜3時間目の間の休み時間に早弁し、授業中はほぼ居眠りしていたというが、「クラスには野球部や柔道部の連中もいて楽しかった。たくさんの友人に恵まれた」。

 小澤司(27、2007年卒)は昨年、J2水戸から地域リーグの東海社会人サッカーリーグ1部のクラブに移籍して頑張っている。高校時代は約2時間半の遠距離通学だったが、サッカーをやるためにはまったく苦にならなかった。今でも感謝しているのは、選手それぞれの個性を大切にしてくれた指導方針。3年で主将になったが、「僕たちの自由な発想を尊重してくれた」と振り返る。

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