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企画特集 3【元気のひけつ】

「絵本男子」が子育て応援

写真: 拡大

写真:「絵本男子」が子どもたちに絵本を読み聞かせるイベント=グランドクロス提供 拡大「絵本男子」が子どもたちに絵本を読み聞かせるイベント=グランドクロス提供

写真:グランドクロスの堀川伸一社長=川崎市中原区 拡大グランドクロスの堀川伸一社長=川崎市中原区

■グランドクロス モデルやダンサー、読み聞かせ

 「お月さまについたパパは、『むすめのモニカがあんたとあそびたがってるんだ』といいました」

 7月、川崎市中原区の書店。エプロンを着た若い男性が大きな絵本を開き、集まった子どもたちに読んで聞かせる。「イケメン」による読み聞かせイベントだ。川崎・武蔵小杉で保育支援サービスを手がける「グランドクロス」が仕掛けた。

 会場には親子連れ計約70人が詰めかけた。パパの姿もちらほら。絵本を読むのは舞台俳優などとして活躍中の20代の男性2人。その名も「絵本男子」だ。

 パパに育児参加のイメージを持ってもらおうという発想もあったが、ママの心をつかんだ。追っかけも現れ、「この絵本知ってる?」という呼びかけにはママたちも「知ってる!」と応じる。イベント後には撮影会もある。

 絵本男子は昨年11月にスタート。五つの保育園を運営するグランドクロスの堀川伸一社長(38)が企画した。

 モデルやダンサーなど登録された20人あまりの絵本男子が、サイト上で読み聞かせや手遊びなどの動画を配信。今は月1、2回、書店などで実演もする。「開演の3時間前から、追っかけの女性も来てくれます」と堀川さん。

 堀川さんが、同社を立ち上げたのは2007年9月。派遣会社で支店長を務めていたが、保育園で働いていた妻(38)の話を聞くなどするうちに幼児教育の大切さに目覚め、一念発起した。

 大切にしているのは「まず子育てを楽しんでほしいということ」。運営する保育園では、園長経験のある女性マネジャーが巡回し、親だけでなく保育士の相談を受けて、悩みを吸い上げる。絵本男子も、その延長で考えついた。

 同社が発行し、イケメンたちが1日保育士体験をしたリポートなどを紹介する、保育専門誌「MiRAKUU(ミラクー)」は、発刊約5年で部数が約2万部に。2年前には、「パパにとって心強い応援団」と評価され、日本地域情報振興協会主催の「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2014」の新創刊部門で最優秀賞も受賞した。

 4歳の長男と7カ月の長女を育てる堀川さんは「遊び心を持つ親たちを見て、子どももきっと楽しいはず。これからも色々仕掛けていきたい」とほほえむ。

■グランドクロス 2007年9月設立。横浜、川崎などで五つの保育園を運営するほか、保育士の研修、母親向けイベントも手がける。絵本男子を企画し、ホームページ(http://ehondanshi.com/)で読み聞かせを配信。問い合わせは044・740・9899。

■堀川伸一社長「力を抜いて男性も参加を」

 卒園式などで保護者から感謝の言葉をもらったことが、今でも仕事の励みになっています。絵本男子などをきっかけに、男性の育児参加を進めていくことに、少しでも力になりたいと感じています。男性保育士ももっと増えてほしい。力を抜いて面白おかしく育児に参加してほしいですね。

(豊岡亮)

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