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教育【学ぶ・育つ】

昭和の湯河原 絵屏風に

写真:披露された「湯河原ふるさと絵屏風」=湯河原町立図書館 拡大披露された「湯河原ふるさと絵屏風」=湯河原町立図書館

■慶大が企画 地域の物語継承

 昭和の懐かしい記憶を湯河原町の高齢者から集め、当時の町の全体像を描いた「湯河原ふるさと絵屏風(びょう・ぶ)」が完成した。慶応大学の企画したプロジェクトに、町民、町、学生らが参加。高度経済成長前の地域の物語を多世代で共有し、継承することが期待される。

 絵屏風は縦横とも約1・8メートルで、昭和30年ごろとされる緑豊かな風景だ。田畑は広大で、レンゲの花が咲く。水車が回り、馬も耕作に精を出す。子らは竹馬や凧(たこ)で遊ぶ。山に野焼きの火が上がり、温泉街には華やかな衣装の芸子さん。海辺に地引き網が広がり、スイカ割りをする人もいる。

 慶応大の上田洋平特任助教(地域文化学)が指導。町内の自治会や老人会を通じて昨年末から今春、学生がアンケートや聞き取りで高齢者の地域の体験談約800件を集めた。

 湯河原美術協会の有志7人が談話に基づく絵をカードに描き、大きな紙に張り付けた。住民の意見を聞いて構成を整え、約150件の談話を盛り込んだ絵図に仕立てた。絵屏風は町立図書館で1月25日に披露された。

 松野光純(てる・よし)・美術協会長(73)は「町が急激に変わる前の風景を描いた。高齢者が屏風を見ながら子どもに体験を話し、交流できる」。全国約40カ所で絵屏風制作を教えてきた上田さんは「百聞を一見にしたのが絵屏風。湯河原の屏風には、日本の山、里、海に根ざした暮らしが彷彿(ほう・ふつ)としている」と話した。

 (村野英一)

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