メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

09月26日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

教育【青春スクロール】

桐光学園(5)

写真: 拡大

写真:(左上から時計回りで)加々美太一さん、上井大輔さん、岸本拓也さん、北野祐司さん 拡大(左上から時計回りで)加々美太一さん、上井大輔さん、岸本拓也さん、北野祐司さん

■築いた基盤 ビジネス界で活躍多彩

 ビジネスの世界でも卒業生が活躍する。野球やサッカーで鳴らし、今やまったく違う仕事に就くOBもいる。

 サッカー部OBで元プロサッカー選手の加々美太一(35、2000年卒)は現役引退後、海外メーカーの時計、バッグなどの卸売会社を経営している。

 中村俊輔選手にあこがれて進学した。「ビジネスの世界では精神力が弱いと生きていけない。その基盤が高校時代にできました」

 ある日の練習では、ゴール前の低いボールめがけてダイビングヘッドを繰り返した。泥だらけになって、2時間にも及んだ。「どんな試練にも耐えられる自信がつきました」。後輩に対しては「恐れることはない。やりたいことをやれ」。

 上井大輔(39、1996年卒)はタレントや俳優、ミュージシャンなどの衣装を提供するスタイリスト。

 野球部に所属し、2年の秋から外野手でレギュラー。練習は厳しく、冬場も筋力トレーニング、走り込みで鍛えられたが、部員同士の上下関係はなく、自由な雰囲気だった。ファッションに興味があり、休みの日には古着屋を回った。大学時代にスタイリストのアシスタント募集に応募した。研修期間中に撮影現場に行くと「こんなに面白い仕事があるんだ」とこの道に。

 高校時代の交友関係が財産だという。「同級生、後輩には気遣いせず、付き合っています。絆を大事にしたい」と話す。

 「パンは100円で買えるグルメ」がモットーなのはベーカリーの開業プロデュースをする岸本拓也(41、94年卒)。子どもの頃からパンが大好きで、昼休みは校内の売店に走り込み、売り切れが心配なチョコデニッシュを買うのが日課だった。

 「私は独裁者にならない」と宣言して生徒会長選挙に当選した人気者だったが、「高校時代が人生の原点」と語る。校訓の一節、「よわい我にうち克(か)って強い意志の人になります」を戒めの言葉とする。夜中に、ふと思い出し、仕事で迷っている時に口ずさむこともある。「高校時代は愚直に誠を尽くすことが将来につながる」と力説する。

 ゲーム企画開発会社の開発プロデューサー北野祐司(40、95年卒)は厳格な家庭で育ち、小中高時代に家でゲームを楽しんだ記憶はない。大学卒業後、出版会社で雑誌編集の仕事をしたが、都合で退職した。編集経験を買われて、いまの会社に入った。後輩には「進路は簡単に決められない。可能性は無限にあります」と助言する。

 山北町の自宅から約1時間半かけて通学した。部活はしなかったが、各地から集まった同級生は多士済々だった。「スポーツ選手もいれば、金持ちの息子もいて、知らない世界の人たちばかり。新鮮な出会いで、視野が広がった」と振り返る。

PR情報

ここから広告です

横浜総局から

身近なニュース、教えてください。
身の回りの出来事、ニュースや記事へのご感想などをお寄せください。
【E-mail:kanagawa@asahi.com】
★ツイッターでの情報発信も始めました。
https://twitter.com/asahi_yokohama

朝日新聞 横浜総局 公式ツイッター

注目コンテンツ