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教育【青春スクロール】

清泉女学院(6)

写真: 拡大

写真:(左上から時計回りで)下平久美子さん、亀津絵里さん、関彩香さん、大村奈央さん 拡大(左上から時計回りで)下平久美子さん、亀津絵里さん、関彩香さん、大村奈央さん

■充実した学校生活の先 多彩な進路

 下平久美子(60、1976年卒)の在学中、ダンス部は文化祭での花形だった。約30人の大所帯で、「感情」など抽象的なテーマの表現にも挑んだ。「一つのことに打ち込むことで、もめ事も誤解も乗り越えられた」

 中学生から見た高校生は憧れの存在。休み時間、高2の教室前には下級生が並び、「キャー、目が合った!」。部長を務めた下平にも手紙が届き、逆に自身が中1の時に高2だった先輩とは、今も親交が続く。

 個性的で魅力的な教師陣の中でも、家庭科教師の言葉は印象的だ。母も妻も一つの選択。何となく選ぶのではなく、向いているのか、何が必要か考えて――。「自分の意志で選択することが大事だと、強く思った」。客室乗務員を経てコミュニケーション心理学を指導する一方、50歳から演劇の修業を始め、年に数演目に出演する。

 亀津絵里(57、79年卒)は、「扱いにくい生徒」。定期試験前には、範囲が広がりすぎないようにと授業で質問攻めに。心ならずも教育実習生を泣かせてしまったこともあり、「もうちょっと何とかならないの?」と注意も受けたが、「悪いことをしたわけじゃない」と思った。

 高3で医学部志望を伝えると、担任は「そんな甘い勉強じゃ無理よ」。その言葉に奮起して合格。医院を経営する傍ら、2009年から母校の校医を務める。講演に訪れ、窓を開けると風が抜け、心が和む。「こんなによい環境で学んでいたんだなぁ」と改めて思う。

 音楽部だった関彩香(29、06年卒)は、合唱に夢中だった。6パートに分かれる難曲に取り組み、中3で初めて全国大会に。文化祭のミュージカルも見せ場だ。高3の演目は「マンマ・ミーア!」。講堂でソロを歌い、度胸を手に入れた。

 「いい意味で競争しない。勉強や運動ができなくても、いじめられることもない」。そんな友人に囲まれ、「人の役に立ちたい」という思いが自然と芽生え、卒業後は弁護士に。「企業を再生させることは人を再生させること」と、国際倒産など企業法務を手がける。

 昨年、サーフィン世界選手権で7位だった大村奈央(25、11年卒)は、小5で初めて波に乗った。自然の力だけで動く魅力に取りつかれ、日の出前、自宅近くの海に通うようになった。

 「海も好きだけど学校も好き」。帰宅後も練習するため、学校では集中して勉強し、宿題は休み時間に終わらせた。海外で活躍するのが目標だったから、「自分に必要」と、英語の授業も最大限に生かした。

 高3のとき、同級生が大学受験に向かう姿を見て「自分も卒業後のために何かやろう」と、国内のプロ試験に合格。東京五輪を目指して海外中心に活躍する今、帰国して清泉の友人と会う時間は、大いなる癒やしだ。

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