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2012年04月03日
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みちのくワイド

【東北見聞録】

かりんとう饅頭、福島発の味

 「かりんとう饅頭」という新しい和菓子が、この2、3年全国的にブームなのをご存じだろうか。表面のカリッという食感と黒糖を使った甘さが、かりんとうにそっくりの揚げ饅頭。ネットで検索してもらうとわかるが、いまや全国各地の和菓子屋さんが競うように製造している。

 と、えらそうに書いたが、それを知ったのはつい最近。帰省先の北海道で土産に買い、故郷の名物のつもりで福島の人に渡したら、「こっちにもありますよ」。調べてみて驚いたのが全国への広がりとともに、元祖が福島県にあったという事実だ。

 発祥には諸説あるが「かりんとう饅頭」の名が最初に付いたのは田村市の和菓子店「あくつ屋」だ。ご主人の鈴木好亀さん(54)が11年前、黒糖饅頭を油で揚げ、その味から命名し売り出した。ご主人に聞くと「商標登録が認められなかった。通っていたら、うちの商品として全国人気になったのになあ」と苦笑い。

 県内では他店でも全国より先に広まった。「福島菓子」としてもっと宣伝すればいいのにと思うが、そもそも地元で食べている人たちに聞いても「発祥の地とは知らなかった」と答える人が少なくない。自慢べたの福島らしい。(渡辺康人)

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