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独眼流

「TSUNAMI」それぞれの思い

 サザンオールスターズの大ヒット曲「TSUNAMI」。震災の日から、そのタイトルゆえ、被災地では封印されてきた歌だ。

 福島県新地町に住む寺島浩文さん(56)は、サザンの大ファン。長男佳祐さん(当時19)が、津波の犠牲になった。昨年暮れ、旧知のラジオアナウンサー大和田新(あらた)さん(63)に「TSUNAMIをかけることをどう思うか」と問われ、「津波が悪いわけじゃない」と返事をした。

 この話を先月、書いた。

 取材をした10日ほど後のこと。

 寺島さんは家で偶然、10年前から行方不明だったサザンのCDを見つけたという。2枚組みアルバム「バラッド3」の1枚で、TSUNAMIが入っている。だから震災後、この曲を聴く機会はなかったのだ。

 それからは、車で何度も聴いている。寺島さんは大和田さんにメールを出した。「不思議な感じがしました。いい曲ですよね。またかけてください」。10月13日、ラジオ福島の大和田さんの番組で、再びTSUNAMIが流れた。

 震災の後、よく口ずさまれるようになった歌もある。

 「女川さいがいFM」のプロデューサーだった大嶋智博さん(44)によると、被災地で目立ってリクエストが多かった曲は、中島みゆきの「時代」だという。

 悲しくて、涙もかれ果てて、「ツナミ」という言葉一つに傷ついた。そんな時代もあったねと、いつか話せる日が来ればいい。

 (石橋英昭)

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