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独眼流

市民感情への共感足りない?

 「『不検出』というのは、間違いだ」

 大崎市で6日、市民を対象に放射性汚染廃棄物の試験焼却に関する中間報告会が開かれた。参加した男性が、最終処分場の放流水などの放射性物質濃度の測定結果欄にある「不検出」という記載を批判した。

 環境省の担当者は、放流水の基準値は1リットルあたり90ベクレル以下と説明したうえで、「2ベクレルに達しない場合は『不検出』としている」と回答した。

 「検出下限値未満と書けばいいのでは」「市民が『検出されていない』と思う。表現が不適切だ」。参加者からは反論が相次いだ。

 これに対する、環境省の担当者の回答は。

 「特に不適切とは思いません。『不検出』と言うか、『検出下限値未満』と言うか、それは日本語の用語の問題なんです。正確な科学的用語を使えば、『検出下限値未満』という言い方になるかもしれませんが。その違いに、それほど意味を見いだしませんけれども」

 議論はすれ違うばかりだった。

 市によると、「不検出」と記載する根拠は、環境省が作成したマニュアルだという。環境省に、「不検出」と表記する理由を改めて尋ねると、「作成した当時のことなので、分からない」という。

 目に見えない放射能への不安や恐怖から、基準値に達しなくとも、何ベクレルかを知りたいのが市民感情だが、役所側は共感する姿勢に欠けるように、私には思えた。(角津栄一)

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