メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

07月17日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

ナガサキノート・26【原野宣弘さん】

父を捜す母におぶわれ

写真:喜一さん 拡大喜一さん

《原野宣弘さん 1944年生(2)》

 原野宣弘さんは1944年9月に生まれた。父喜一さんと母センさん、4人の姉兄がおり、長崎市水の浦町で暮らしていた。爆心地から2・5キロの場所だった。

 原爆が落とされた45年8月9日は、原野さんはまだ生後10カ月の赤ちゃんだった。原野さんが語ってくれたのは、後にセンさんや姉から聞いた話だ。

 喜一さんは自宅近くの同市飽の浦町の三菱造船所で働いており、8月9日も仕事に出ていた。だが、翌10日になっても帰ってこなかった。センさんは10日に喜一さんの同僚と会い、喜一さんが9日に工場から機械を疎開させるため、西浦上にある別の工場に向かったと聞いた。

 11日からセンさんは喜一さんを捜すため、西浦上と飽の浦の間を何度も往復した。背中には原野さんをおぶっていた。手ぬぐいをかぶせられたくらいで、ほぼ裸だったという。センさんは1週間ほど、遺体を確認しながら、喜一さんを捜して回った。

 通算2737回目。今シリーズは8回の予定

PR情報

ここから広告です

長崎総局から

「長崎アサヒ・コム」へようこそ。平和・核兵器廃絶への願い、異国情緒豊かな街の話題や写真など長崎県ならではのニュース、連載企画をお届けします。また、各種情報などもご参照ください。

朝日新聞 長崎総局 公式ツイッター

関連サイト

別ウインドウで開きます

注目コンテンツ

  • 写真

    【&BAZAAR】夏のアウトドアに!

    カセットガスで冷やす冷蔵庫

  • 写真

    【&TRAVEL】歴史感じるニュルンベルク

    ドイツ・ロマンチック街道

  • 写真

    【&M】高橋愛を支えきった新垣里沙

    モー娘。復権までの道のり

  • 写真

    【&w】デザイナー・三宅一生とは?

    上間常正@モード

  • 写真

    好書好日「えがないえほん」大ヒット

    全国行脚した訳者の苦労

  • 写真

    WEBRONZAメジャー前半戦の評価は

    二刀流で想像を超える大活躍

  • 写真

    アエラスタイルマガジンUKジャズとUKソウルが融合

    進化を続けるふたりの来日公演

  • 写真

    T JAPANバーバリーの名品を再解釈

    コラボレーション第二弾が登場

  • 写真

    GLOBE+バリ島のバナナで作る紙

    口コミで広がり世界へ

  • 写真

    sippo愛犬を失った心の傷を癒やす

    小さな猫の意外な行動

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ