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03月22日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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(3)「天地無用!」の舞台、太老神社

写真:「境内の掃除もしてみてください」と話す宮司の桑野尚明さん=浅口市金光町上竹 拡大「境内の掃除もしてみてください」と話す宮司の桑野尚明さん=浅口市金光町上竹

 息を切らせ、約320段の石段を上ると、「アニメの聖地」が見えてきた。浅口市の太老(たろう)神社。SFアニメ「天地無用!」の舞台になり、全国から「巡礼者」がやってくる。

 「天地無用!」は、1992年にオリジナルビデオ(OVA)が発売され、その後、シリーズ化された。原作者の梶島正樹さんが県出身で、倉敷市の「船穂」「鷲羽」など岡山にちなんだ舞台や人物が登場する。

 主人公は高校生の柾木天地。祖父が神社の宮司で、その神社のモデルとなったのが太老神社だった。アニメに出てくる境内や社殿は、ほぼ実物と同じ。主人公がほうきで境内を掃除するシーンも出てくる。

 太老神社は、ファンが作品の舞台を訪れる「聖地巡礼」の先駆けと言われ、94年ごろから、その姿が見られるようになったという。

 拝殿横に「天地箱」という名札のついた箱がある。クイズを解くと、鍵で扉を開けられる仕組み。中には「天地ノート」があり、メッセージやイラストが載っている。「やっと来られました」「感動しています」。奈良、愛知、千葉、栃木など各地のファンの熱い思いが記されている。

 2004年にさい銭箱が盗難に遭うと、全国のファンが新しい箱を寄贈した。社殿の修復の際に寄進したこともあった。ファンにとって、聖地は作品と一体となれる場所。聖地を守ることが、作品を守ることになる。ファンで作る「聖地保存会」メンバーの一人、東京都の津越利憲さん(40)は「作品を通じ、岡山とつながった。今では第二のふるさと」と言う。

 ファンの存在は、太老神社を維持する一助となっている。宮司の桑野尚明さん(77)は「ファンとうまく共存できている」と話す。

 現在、新作シリーズの制作が進んでいる。

 (西江拓矢)

   *

 <太老神社> 浅口市金光町上竹2390。創建は、関ケ原の戦いの翌年の1601年と伝わる。数台分の駐車場あり。

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