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高校野球【第101回全国高校野球選手権岡山大会】

岡山学芸館、投打貫禄

写真:金光学園―岡山学芸館 五回裏、岡山学芸館・金城の二塁盗塁が成功=マスカット 拡大金光学園―岡山学芸館 五回裏、岡山学芸館・金城の二塁盗塁が成功=マスカット

写真:始球式を務めた重光瑠恕香さん(右)と松川璃海さんのバッテリー=マスカット 拡大始球式を務めた重光瑠恕香さん(右)と松川璃海さんのバッテリー=マスカット

 ◇準決勝(マスカット)

金光学園  000 100 0|1

岡山学芸館 200 240 ×|8(7回コールド)

 ◎…投打に勝る岡山学芸館が貫禄を見せた。1点リードの四回、5番の丹羽を皮切りに3連打を放ち2点を追加。五回にも1点を追加後、金光学園の救援投手を攻めて1死三塁から再び丹羽以下が3連打を放つなどしてこの回計4点。6回を投げたエース中川は最少失点で切り抜け、継投した仲村が後続を断った。

 金光学園は四回、政岩が四球を選び続く佐藤が左前安打、暴投も絡んだ2死二、三塁から伊藤の内野安打で1点をかえして一矢報いた。六、七回にも走者を出して反撃したが、及ばなかった。

 <岡山学芸館・佐藤貴博監督> 足を絡めることをテーマに攻撃をした。初回から最後まで相手にプレッシャーをかけることができたと思う。決勝は、真っ向勝負をすれば勝てないので、意表を突くような試合をしたい。とにかくリラックスして、相手の胸を借りながら、うちのカラーを出して戦いたい。

 <金光学園・高田直樹監督> 1回戦からずっと、練習でやってきたことをグラウンドで出し切ろうと臨んだ。伊藤がここまでチームの勢いを作ってくれたが、準決勝は地力の差が出た。接戦だったら違う展開もあったかもしれないが。失敗を恐れずに、相手に向かっていく野球を貫けた。選手は頑張ってくれた。

 ■(夏輝く)「1」背負う自覚、来夏へ誓い 金光学園・伊藤暖人投手

 優勝候補の関西を3回戦で完封し、躍進の原動力となった金光学園の2年生左腕、伊藤暖人(はると)君。大会5試合目となったこの日も先発し、8年ぶりの決勝を目指したが、岡山学芸館の勢いの前に力尽きた。

 昨秋から背番号「1」を背負う。重圧もあったが、「生意気な自分を先輩が可愛がってくれて、やりやすい環境を作ってくれた」。今大会は打たせて取る投球が光り、準々決勝の東岡山工戦では六回の逆転劇への流れを引き寄せた。

 そして準決勝。通算30回を投げた疲れは抜けきっていなかったという。「言い訳しても勝てないから」。そう自分に言い聞かせ、精神力で乗り越えようとマウンドへ向かった。

 しかし、緊張感に加え、バントで揺さぶりをかける岡山学芸館に圧倒され初回から頭が真っ白になった。味方の失策に気持ちが乱れた。五回途中でマウンドを降りた。

 一塁の守備に回り、高田直樹監督が言う「お前が一番楽しめ」という言葉を何度も思い返した。「エースの態度は、良くも悪くもチームに影響する」。野球を楽しみ、笑顔になろうとした。

 7回コールド負け。試合後、伊藤君は最後まで涙を見せることがなかった。「ここまでできたのは、先輩たちのおかげ。今度は自分が引っ張る役目」。エースの重みを改めて心に刻み、来夏へのスタートを切った。(華野優気)

 ◇夏雲

 ■小学生女子が始球式務める 重光さん・松川さん

 準決勝の開始前、岡山市立吉備小学校の重光瑠恕香(るゆか)さん(6年)と松川璃海(りみ)さん(5年)による始球式があった。重光さんが投げた直球は見事低めのストライクゾーンに。松川さんのミットに収まると、大きな拍手が起きた。

 2人とも野球をしている兄がおり、兄の影響で地元のチームでソフトボールを始めた。

マスカットスタジアムに入り、まず広さに驚いた。重光さんは「絶対にストライクを投げる」、松川さんは「どんな球でも絶対に捕る」と実際の試合をイメージしたという。

 始球式を終え、重光さんは「大舞台でもストライクをとる。自信になった」。松川さんは「もっと練習して試合に勝ちたい」と話した。(小沢邦男)

 ◆決勝のみどころ 力は互角、投手が左右

 決勝の舞台は岡山学芸館は2年連続、倉敷商は2012年以来。両校とも打線が好調で、力はほぼ互角。投手の出来が勝敗を分けそうだ。

 おかやま山陽との開幕試合を逆転サヨナラ勝ちした岡山学芸館。エース右腕・中川は17回で失点1、四死球4と安定感がある。5試合とも継投で勝ち上がっており、左腕・丹羽らとの継投のタイミングもポイントとなりそう。打線は3番知念、4番長船らが勝負強く、少ない好機を得点に結びつける力がある。

 倉敷商の左腕・木村は、準決勝で創志学園打線を完封。計19回を投げ、無失点が続く。右の小原や畠木など2番手以降も充実しており、4試合で失策1の守りも万全だ。創志学園のエース西に10安打を浴びせ、攻略した打線は4試合60安打と破壊力がある。1番祢屋を起点とした打線のつながりも見どころだ。(華野優気)…

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