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高校野球【第101回全国高校野球選手権全国大会】

戦いの軌跡、振り返る

写真:スタンドの応援団へのあいさつを終え、引き揚げる岡山学芸館の選手たち 拡大スタンドの応援団へのあいさつを終え、引き揚げる岡山学芸館の選手たち

写真:グラウンドの土を集める岡山学芸館の選手たち=いずれも阪神甲子園球場、小林一茂撮影 拡大グラウンドの土を集める岡山学芸館の選手たち=いずれも阪神甲子園球場、小林一茂撮影

■笑顔が生んだ粘り強さ

 4年ぶりの夏の甲子園で悲願の初勝利を挙げた岡山学芸館。8強をかけた16日の作新学院(栃木)戦に0―18で敗れたものの、「粘り強さ」と「笑顔」の野球を全国の舞台で存分に印象づけた。野球部の歴史に大きな一歩を刻んだ岡山学芸館の夏を振り返る。

 飛び抜けた選手がいるわけではない。昨秋、今春の県大会では結果を残せなかった。ノーシードで迎えた岡山大会の開幕試合、おかやま山陽にリードを許し九回2死まで追い詰められたところから快進撃は始まった。

 ■接戦ものに

 九回裏2死一、二塁、中川響君(3年)の放った打球は左中間へ。外野手が交錯してボールが転がる間に2人が生還し、逆転サヨナラ。勝ちを拾い、勢いづいたチームは接戦をことごとくものにし、岡山大会を勝ち上がった。笑顔は甲子園でおなじみとなったが、選手たちは普段からピンチの状況でも笑顔でプレーすることを徹底し続け、それが粘り強さの原動力となったように見えた。

 ■深めた結束

 甲子園では、思わぬアクシデントがチームの結束力をさらに深めた。

 広島商との初戦。初回、先発の丹羽淳平君(3年)が顔面に打球を受け骨折、途中交代を余儀なくされた。チーム躍進を支えた投手二枚看板の一人。だが選手は動揺することなく、逆に奮い立った。終盤、病院からベンチに戻ってきた丹羽君に選手たちは声をかけた。「お前のために絶対終わらさんからな」

 2点を追う八回、岩端慶明君(2年)の適時二塁打などで一気に逆転。継投した中川君が最後まで投げきり、同校は甲子園初勝利をつかみ取った。岡山大会の準々決勝や決勝でも試合を決めた「勝負の八回」。主将の好田凌君(3年)は「自信があった」と甲子園での逆転劇を振り返る。

 ■全国の壁も

 作新学院戦は、全国で勝ち上がる難しさを教えられることとなった。完敗と認めるしかない結果だが、ハイレベルな内野守備や振りの鋭い攻撃を目の当たりにした経験は、同校の今後に大きな財産となるだろう。

 試合中であっても相手の好守にも「ナイスプレー」と声をかけ、試合後は拍手で勝者をたたえる。そんな姿に球場全体から大きな声援が送られた。1、2年生はこの声援を忘れず、「笑顔の野球」を続けて欲しい。(華野優気)

 

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