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男子チア、見る人熱く

写真:笑顔を絶やさずに練習するBURNERSのメンバー=京都市、富山陽色撮影 拡大笑顔を絶やさずに練習するBURNERSのメンバー=京都市、富山陽色撮影

 ●同志社大学「PRESS」 

 燃えるように赤いTシャツをまとい、切れ味の良いダンスを繰り出す男たち。関西では数少ない男子チアリーディングチーム、同志社大「BURNERS(バーナーズ)」だ。現在4人のメンバーで活動している。

 練習をのぞいてみた。アップテンポの洋楽のリズムに乗って、笑顔を絶やさずに同じ技を何度も繰り返す。「チアらしいチアをしたい」がモットーだ。

 代表は2年生の鈴木秀康さん(21)。高校時代はバドミントン部に所属し、チアとは無縁の生活を送っていたが、2年生の頃に早稲田大の男子チアリーディングチーム「SHOCKERS(ショッカーズ)」の演技をテレビで見て、心を奪われた。「男子がチアをやればすごい演技ができる」と憧れを抱く。

 しかし、進学した同志社大には男子のチアリーディングチームはなかった。それでも思いを断ち切れず、入学してすぐにチームを立ち上げた。だが、半年ほどたった秋、「俺ら、お前みたいに熱意を持てない」と仲間から打ち明けられ、結局、解散してしまった。

 「今やめたら何も残らない」。鈴木さんらは新たなメンバーを集めて練習を再開。新しいチームは「見る人の心を熱くしたい」とBURNERSと名付けた。チア未経験者ばかりでスタートしたが、今春には「一からチームをつくるのは楽しそう」と高校でチア部に所属していた1年生も入部した。

 当初は指導者もおらず、練習方法もわからなかった。そこで鈴木さん自ら、社会人チームの門をたたいて厳しい練習を体験する。宙返りで顔を打ってけがをした時は怖さを感じたが、先輩から練習を続けるよう諭された。今でも空中で回転する時には、怖いという感情が芽生えることもある。しかし、社会人チームでの経験が「あきらめない」という思いをメンバーみんなで大切にすることにつながっている。

 目標は全国に知られるチームになること。とは言え、すぐに名前を広めるのは難しいので、今の代は基礎をつくることが役割だと割り切っている。そのためにも、チームの人数を一人でも多くし、チアのパフォーマンスをより多彩にしなければならない。メンバー募集はツイッターなどを活用して力を入れている。

 チアは女性がやるものという先入観もなくしたい。「えっ?男がチアやってるの?」とはもう言わせない。

 (同志社大1年 山中秀祐、2年 富山陽色)

     *

 wktk(ワクテカ) 「ワクワクテカテカ」の略。顔の色つやが増すぐらい希望や期待を膨らませている様子を表す若者言葉。

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 企画・構成/朝日新聞大阪本社地域報道部

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