メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

09月23日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

wktk@キャンパス

車輪さばき、自由自在

写真:1チーム2人制で対戦するサイクルサッカー。ボールは車輪を使って蹴る=大阪府吹田市の関西大、松島裕規撮影 拡大1チーム2人制で対戦するサイクルサッカー。ボールは車輪を使って蹴る=大阪府吹田市の関西大、松島裕規撮影

 ●関西大学「関西大学タイムス」 

 自転車を手足のように操り、体育館内に設けられたコートを走り回るサイクルサッカー。前輪を巧みに使って放たれるシュートは目で追えないほどの速さと力強さを誇る。

 欧州を本場とし、国内の競技人口は約200人ほどといわれるが、関西大自転車部サイクルサッカー班は強豪の一つだ。大学では大阪大、大阪経済大、桃山学院大、立命館大、東京工業大などにクラブがある。

 長さ14メートル、幅11メートルの屋内コートで1チーム2人制で対戦する。試合は前半、後半7分ずつ。ボールは足で蹴らない。車輪を使ってドリブル、パス、シュートをする。競技用自転車は鹿の角のような形のハンドルで、前進だけでなく、バックもできる。基本は立ちこぎで、プレー中は床に足を着くことはできない。

 4月から4年生になった野村裕平さん(21)は、昨年11月の全日本学生室内自転車競技選手権大会で、1学年先輩の森本晋也さん(22)=現在は会社勤務=とペアを組んで優勝し、昨年度は「学生相手で無敗」という目標も達成した。野村さんは細かいテクニックと視野の広さ、森本さんはフォワード力に定評がある。「後輩たちには僕を超えてほしい」と森本さん。

 関西大の強さの秘密は何なのか。野村さんらは「OBらによる指導がしっかりしている」と答えた。関西大OBで日本代表として海外でも活躍する村上裕亮さん(28)=パシフィックサプライ=がコーチを務めており、トップレベルの指導が受けられる。

 しかし、悩みもある。サイクルサッカーの班員がなかなか集まらない。新入生を勧誘するためにも、知名度を上げないといけない。

 学生記者の私は元サッカー少年。体験させていただいた。まずは前進することから難しい。持ち慣れない形のハンドルと、不安定な立ちこぎに思わず転倒してしまうが、しばらくすると、ふらふらと前進できるようになった。コーチの村上さんから「最初からそれだけ出来るのはセンスあるかも」といわれ、少しうれしかった。でも、後ろこぎができるようになるのには半年以上かかるそうだ。

 野村さんは「最初のうちは大変ですが、少しずつ出来るようになります。競技人口が少なく、大半が大学生から始めるスポーツなので、努力次第で勝ち進めます」と話す。

 頑張れば、日本一になるのも夢ではないかもしれない。

 (松島裕規〈ひろき〉 関西大・3年)

    *

 wktk(ワクテカ)は「ワクワクテカテカ」の略で、希望や期待を膨らませている様子を表す言葉です。

 この連載は関西の大学新聞の記者が身の回りのニュースを紹介します。ツイッターとフェイスブックでも発信中。

 https://twitter.com/asahi_wktk

 https://www.facebook.com/asahi.wktk

 企画・構成/朝日新聞大阪本社地域報道部

PR情報

ここから広告です

社会部大阪版から

ご愛読、ありがとうございます。大阪府内の主なニュースや連載記事など、多彩な話題を提供します。情報提供やご意見もお寄せ下さい。
メールはこちらから

朝日新聞 社会部大阪版 公式ツイッター

注目コンテンツ