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レゴブロック、脱玩具

写真:大作「ブリックアイランド」を作りあげた大阪大レゴ部のメンバー=大阪府豊中市、嶋田敬史撮影 拡大大作「ブリックアイランド」を作りあげた大阪大レゴ部のメンバー=大阪府豊中市、嶋田敬史撮影

 ■大阪大学POST

 仁徳陵古墳(堺市)や大阪城(大阪市)、東山動植物園(名古屋市)のイケメンゴリラ「シャバーニ」まで、レゴブロックで世界を驚かせる作品を作り続ける大阪大レゴ部。作品の数々には、子どものおもちゃというイメージを打ち破る気迫がこもっている。

 2011年ごろに少人数で始まったレゴ部は、今では社会人も一部含めて約50人の部員が在籍する。部員たちが思い思いの作品を作るだけでなく、企業や自治体から依頼を受けて制作することも多い。

 子どもに作り方を手ほどきするワークショップやイベントも開催する。仁徳陵古墳も、大阪府や堺市でつくる百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議の依頼で完成させて話題になり、米国のメディアでも紹介されたという。

 最近では、地中海の島をイメージした大作「ブリックアイランド」を部員らで合作した。丘の上の白い教会が情緒あふれる街並みを見下ろす。列車が丘のトンネルを通り、家や店が立ち並ぶ街を一周する。人々が行き交い、まさに生きている街そのものだ。制作期間は約2カ月。学祭「いちょう祭」で他の作品とともに展示したところ、子どもからお年寄りまで数十人が列をつくるほどの人気ぶりだった。

 子ども向けのワークショップも重要な活動の一つだ。自転車のペダルなどに使われているクランクでレゴの人形が動く仕掛けなどを、小中学生と一緒に作りあげる。子どもらに自ら考える力をつけてほしいと、一方的に教え過ぎないようにしているという。「レゴを通してサイエンスの楽しさを伝える」が目標だ。

 部長の新井亮さん(20)は「レゴの面白さを人々に伝えたい」という一心で活動を続ける。きっかけは幼稚園のころ。おもちゃ売り場でレゴを買ってもらい、遊んでいるうちに奥深さに魅了された。小中高校を通じてはまり続け、ロボットやトランペットなど傑作を作ってきた。「レゴをあまり知らない人が作品を見て驚いてくれるときが、一番うれしい」とだいご味を話す。

 「自分にとってレゴは芸術の一部で、自己表現の手段。ただの子どものおもちゃだと思ってほしくない」と新井さんはレゴへの情熱を語る。日々、色とりどりのブロックと格闘する部員たち。次はいったいどんな作品で私たちを驚かせてくれるのだろうか。

 (大阪大3年・嶋田敬史 2年・西崎啓太朗)

     *

 wktk(ワクテカ)は「ワクワクテカテカ」の略で、希望や期待を膨らませている様子を表す言葉です。この連載は関西の大学新聞の記者が身の回りのニュースを紹介します。ツイッターとフェイスブックでも発信中。

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 企画・構成/朝日新聞大阪本社地域報道部

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