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(中)大体大浪商 数字を意識、課題明確に

写真:練習試合に臨む大体大浪商の選手たちと四田勝康監督(右) 拡大練習試合に臨む大体大浪商の選手たちと四田勝康監督(右)

 熊取町にある大体大浪商のグラウンド。ベンチのホワイトボードには「2019春オープン戦個人成績」が貼られている。A3サイズの紙に、3月以降に戦った32試合分の個人成績がびっしりと並ぶ。出塁率、長打率、盗塁数などの打撃成績、投手成績、バッテリー別盗塁阻止率も一目でわかる。

 「数字がすべてではない。でも数字をみていると、傾向がわかる。選手にも数字に一喜一憂せず、『傾向を見ろよ』と言っています」と四田勝康(しだよしみち)監督(62)は話す。

     *

 浪商OBの四田監督は社会人野球の住友金属で、選手、指導者として計6度の優勝を経験。1979年以来夏の甲子園から遠ざかる母校の指導を、2009年に託された。

 データを重視するのも社会人野球の経験からだ。数字をもとにチームの強み、弱みをつかむ。今年のチームは例年と比べて失点が多く、投手力が課題。一方で、選手が守備に関わった回数のうち失策をしなかった率を示す「守備率」は、新チーム発足の時点で平均9割8分。堅実な守備はこのチームの強みとみた。

 四田監督は「守備は大崩れしないが、投手は4点ぐらいは取られる。勝つにはこちらが5点取る打力が必要」。チームが取り組むべき課題が明確になった。冬場は午前9時から午後5時までひたすらバットを振り込んだ。さらに筋力トレーニングのコーチを系列大学から招き、昨年12月から今年1月まで、筋力トレ中心の日を週3日設け、体作りに取り込んだ。

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 主軸を担う早稲田光翼(こうすけ)君(3年)は、「勝つために僕ら主軸に求められるのは、チャンスで打ち、点を入れること」。データのおかげで、自分を客観視し、チームのために何ができるのかを深く考えるようになった。責任感を背負いながら積み上げた数字は、やがて自信になる。3割前後だった打率は、冬を越えて4割に迫る。

 浪商の夏の甲子園の出場回数は13回。府内ではPL学園に次いで多いが、79年以降出場はない。この10年では、大阪大会で2度決勝まで進み4強入りも2回あるが、優勝にあと一歩届かないでいる。

 主将の本郷祐輔君(同)は「数字が教えてくれる通り、今年は打力と守備で投手をもり立てないといけない。実際に長打も増えてる。ただ、ここぞというチャンスで打てるかは気持ちだと思う。今までやってきたことに自信を持って、泥臭く勝ち上がりたい」(森岡みづほ)

 <大体大浪商>1924年創部。26〜2002年に春夏通算32回甲子園に出場。優勝4回。

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