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09月19日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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平尾茂の湯ろ酒く佐賀

酒蔵開きの春に 

写真: 拡大

 春は酒蔵開きのシーズンだ。先月23、24両日の「鹿島酒蔵ツーリズム・嬉野温泉酒蔵まつり」は、多くの日本酒ファンでにぎわった。ツーリズムの初開催は2012年3月。その前年、「鍋島・大吟醸」が「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」(IWC)の日本酒部門で、最高賞「チャンピオン・サケ」を受賞したのをきっかけに始まった。イベントは成功し全国の注目を浴び、嬉野市にも広がった。

 今年も肥前浜宿・酒蔵通りは多くの人でにぎわい、人気蔵では長蛇の列も見られた。佐賀市から参加したという女性たちは「今年も人の多かね〜、ばってんうまかった」「今朝は寒かったのでまずは熱かんで一杯温まった」と頰を赤らめ、「私たち美酒女子グループは幸姫(さちひめ)を目指します」と楽しまれていた。なかには、おっと、せっかく買ったお酒を「ガシャーン」と割る人も。もったいない。

 焼酎王国九州だが、佐賀県は日本酒県として全国はもとより国際的にも評価が高い。人口当たりの酒蔵数は、日本でもトップレベルだ。中でも鹿島・嬉野の9蔵は県内で稼働する酒蔵数の約4割を占め、佐賀随一の酒蔵密度の地域なのだ。私は県酒造組合から佐賀酒アンバサダーに任命され、「佐賀酒探訪記」というブログを書いていた。そこで鹿島を「佐賀の酒都(しゅと)」、嬉野は「三つのトウジの町」(杜氏〈とうじ〉・湯治・陶磁)とダジャレ造語で評した。

 私は温泉やお酒が大好きで本を書き、講演もこなす。ある新聞コラムは私のことを「佐賀の小原庄助さん」と書いた。昨秋、佐賀の隠れた魅力を満載した佐賀のあるある雑学集「そいばってん佐賀」を出版。体重は重いがフットワークや文章は軽い。このコラムでもお酒や温泉のウンチクなど、「ゆる気持ち良い」佐賀の楽しいお話をお届けしたい。コラムのタイトルは「湯ろ酒く」と書いて「よろしく」と読みます。どうぞ湯ろ酒く。

     *

 ひらお・しげる 1951年佐賀市生まれ。佐賀市役所に入り、16年3月まで同市社会福祉協議会富士支所長を務める。酒と温泉をこよなく愛し、「そいばってん佐賀」など著書多数。現在の肩書は「お酒と温泉文化研究家・佐賀雑学博士」。

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