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滋宝 琵琶湖文化館収蔵品から

生きる苦しみ 迫真描写

写真:六道絵・全体写真 拡大六道絵・全体写真

写真:六道絵・部分写真 拡大六道絵・部分写真

■「六道絵」(15幅)のうち「人道苦相」

【国宝】大津・聖衆来迎寺

「六道絵(ろくどうえ)」は、人間を含むあらゆる衆生(生き物)が輪廻転生する六つの世界(地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天)の凄惨な情景を描いた絵画です。仏教は、この六道に生きる苦しみからの解脱を説きます。

 大津市の聖衆来迎寺の六道絵は、比叡山延暦寺の霊山院(大津市)から伝わりました。全15幅からなり、表現技法から鎌倉時代の制作と考えられます。日本の伝統的なやまと絵と、水墨を主体とする中国画が融合した迫真的な描写力が高く評価され、国宝に指定されています。

 当館に寄託されているのは、15幅のうちのひとつ「人道苦相(にんどうくそう)」(全体写真)。そこには人間が生きていくうえで受ける生・老・病・死の四つの苦しみが描かれます。産みの苦しみを味わう妊婦は「生苦」、杖をつく盲目の老人と鏡を見る老婆は「老苦」、野外で横たわる病人と家屋の中で嘔吐する者は「病苦」、そして葬送の行列=部分写真、絵の上部中央=は「死苦」をそれぞれ表現しています。

 この六道絵は、当館以外にも全国の国立博物館などに数幅ずつに分けて寄託されています。その15幅全てが今回、大津市歴史博物館で公開されることになりました。六道絵は10月10日〜11月1日に展示されます。

(副主幹 古川史隆)

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