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接種禍に被害者連帯 

◆「子宮頸がん」連絡会きょう発足

 子宮頸(けい)がんワクチンの接種に伴い、重い副反応が出たとする被害者や親同士が手をつなぐことになった。25日に発足する「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」(042・594・1337)。中高生ら10代が被害者の大半を占め、事務局長の日野市議、池田利恵さんらのもとには各地から相談が寄せられている。

◇副反応症例、海外情報頼り

 子宮頸がんワクチン「サーバリックス」は3回の接種が必要。三多摩地区の中3生(15)は、母親(44)によると、2011年5月の1回目の接種から1週間ほど後、右足首が痛むようになった。6月に2回目を接種後は激しい痛みが脇腹や背中、ふくらはぎなどあちこちに起きるようになり、体育の授業に出られず登校にも支障が出た。検査を重ねたが異常は見つからず、医師からは「きっかけはワクチンだが因果関係の解明は難しい」などと言われたという。

 11年12月には、現在かかっている小児科医が、サーバリックスがきっかけの「難治性疼痛」と厚生労働省に報告した。現在も、日によって体のあちこちに痛みを訴えている。

 富山県の中3生(15)も、中2だった12年2月に3回目を接種した後に激しい痛みが起きた。手首や股関節、肩や背中など痛みはあちこちに転移。鼻血が出たり吐いたり、髪の毛が抜けたり熱が出たりした。血液検査はすべて正常だが、8月に歩行困難になり、今も1日の大半を寝て過ごしている。

 母親(40)は「インターネットで海外の副反応の症例を見て娘の状態と同じだとわかった時は、震えが止まらなかった。良かれと思って接種したのに、娘に申し訳ない」と涙声。接種した産婦人科医が今月、厚労省に、サーバリックスの副反応として届け出た。

 このほかにも八王子市、練馬区、山形県、三重県、長崎県などから同様の相談が集まっている。

 宮城県で開業している佐藤荘太郎医師は、1年ほど前から海外の副反応の事例を調べている。米国や英国などの事例について、父母や本人の手記を翻訳、ブログで紹介してきた。連絡会に集まる人たちは、こうした海外の症例から副反応と気がついた人が多い。

 佐藤医師は「接種したり接種を推進したりする医師は、こうした実態を知らなすぎる」と指摘する。

(斎藤智子)

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