メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

08月24日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

変わる進学

安田教育研究所代表

写真:安田教育研究所・安田理代表=港区 拡大安田教育研究所・安田理代表=港区

 ■奨学金給付、私立志向加速も 安田教育研究所・安田理代表に聞く

 私学の入試事情に詳しい安田教育研究所の安田理代表に、最近の女子校事情を聞いた。

 戦前の女子教育は主に民間が担ったため、戦後も女子校が多く存在している。かつては「お嬢様学校」から短大に入り、寿退社して専業主婦、という道もあった。でも、そんな時代ではなくなり「お嬢様学校」のブランドの意味が薄れ、女子校である必然性がなくなってしまった。高校の学校選択では、共学志向が高まっている。

 これからの時代は、女性も自分で食べていけることが重要で、働くことを前提にスキルや知識を身につける必要がある。豊島岡女子学園や鴎友学園女子、吉祥女子は人気の学校だが、今の受験生や保護者に選ばれている女子校の多くは、早くから「働く女性を育てる」という前提で教育をしている。

 女子校はあっていいと思う。日本の企業はまだ男女間格差があり、女子校の中には、そうした現実を前提に、たくましく自分の人生を切り開いてほしいと考えて教育を実践しているところもある。高校選びはどんな人生を歩もうとしているのか、長いスパンで考えることが大切だ。

 都内の私立高校の授業料を学校の難易度別に分析すると、女子高51校の半数近く、24校が年30万円台(都内私立高校の平均は年約44万円)で、授業料の安い学校は女子校に多かった。特に難易度が中程度以下の学校で顕著だった。世帯年収760万円未満の私立高校生を対象に年約44万円までを給付する都の奨学金が始まれば、同じ難易度なら都立から特徴ある私立へとシフトする女子受験生も出てくるだろう。

     *

 やすだ・おさむ 1945年生まれ。早大卒業。大手出版社の雑誌編集長や、教育に関する調査、分析を行う教育情報プロジェクト主宰などを経て、2002年、安田教育研究所を設立。教育や入試に関する講演や執筆、セミナーなどを手がける。

 

PR情報

ここから広告です

PR注目情報

東京総局からのお知らせ

東京総局では、都内の最新のニュース、企画、特集などをお届けしています。
身の回りで起きたちょっといい話をメールで「東京取材班」あてにお寄せください。メールはこちらから

朝日新聞 東京総局 公式ツイッター

注目コンテンツ

  • 写真

    【&w】カカドゥの不思議な野鳥たち

    ノーザンテリトリー〈PR〉

  • 写真

    【&TRAVEL】遊び心満載の豪華客船

    船上でサーフィン?〈PR〉

  • 写真

    【&M】廃虚の朽ち果てていく美しさ

    「変わる廃墟展 2019」

  • 写真

    【&w】劇場鑑賞券を3組6名様に

    「&w」読者プレゼント

  • 写真

    好書好日旅するように異国料理を作る

    宮崎あおいさん初の料理本

  • 写真

    WEBRONZAカーシェア急拡大

    今日の編集長おすすめ記事

  • 写真

    アエラスタイルマガジンこれぞ手軽な手土産の大本命

    手土産に縁起のよい「虎家喜」

  • 写真

    T JAPAN未来を変えるコスメ 第2回

    全米で話題の「CBDオイル」

  • 写真

    GLOBE+注目は年齢差だけではない

    マクロン大統領夫人の実像

  • 写真

    sippo絶滅の危機に瀕するトラ

    生態は猫とほぼ同じ

  • 働き方・就活

  • 転職情報 朝日求人ウェブ