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とりどり

もちがせ週末住人 岩田直樹さん

写真:「もちがせ週末住人の家」を拠点に活動する岩田直樹さん=鳥取市用瀬町用瀬 拡大「もちがせ週末住人の家」を拠点に活動する岩田直樹さん=鳥取市用瀬町用瀬

写真: 拡大

◆学生の感覚で実践的な挑戦

 かつては宿場町として栄えた鳥取市用瀬町で昨年1月、民泊施設「体験と民泊 もちがせ週末住人の家」をオープンさせた。公立鳥取環境大学で経営学を学びながら、学生ならではの感覚で実践的な挑戦を続けている。

 大学1年のとき「起業部」を立ち上げた。地域資源を生かし、学んだことが実践できる場を作りたいと、入学した翌日に創部の企画書を大学に提出。新入生歓迎会では、部長として先輩を勧誘した。

 起業に興味を持ったのは高校2年のとき。まわりに言われた通りに受験勉強をして、大学に進学することが本当に正しいのか疑問を持ったが、自分の中に答えはなかった。そこで手にとったのが「死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢(で・あ)っておきたい100の言葉」などの自己啓発本やビジネス書だった。働き方はたくさんあることを知り、大学で挑戦したいことが見えてきたという。

 屋台出店をはじめ、イベントに携わるうちに人脈が広がり、用瀬町の空き家を使わせてもらえることになったため民泊施設を立ち上げた。地域の内側からなにか仕掛けていきたいと起業部の仲間と週末だけ暮らし始め、昨年11月に引っ越した。「僕たちは週末住人という形で地域に移り住んだけれど、住んでいなくても週末だけ通ったり、イベントがあるときだけ帰ってきたりして地域と関わる人がいてもいいと思います。用瀬を拠点に、田舎をおもしろくするモデルをつくり出したい」(田中泰子)

◆地域を開拓するおもしろさ

 ――鳥取の印象は

 鳥取はいろいろなことができる可能性があると思います。人口が少なくて大学生もあまりいない。ライバルがいない。その分1人が与えられる力が大きい。重要な戦力になって地域を開拓するおもしろさがあるからかな。

 田舎は自分が主人公になって未開の地を開拓できるとRPG(ロール・プレイング・ゲーム)に例える方がいて共感しました。

 ――大学生活を振り返って

 起業部の活動が中心でした。失敗もして経験を積み、自分でできることが増えた。稼ぐことの難しさも身をもって知ることができました。

 いま就職活動は学生に追い風ですが、雇われて食べていくことが前提になってしまったらこわいなと感じます。もし企業が倒産していく時代になったとき、立ち上がれるリーダーがどれだけいるんだろうと考えると、学生のうちからいろんなことをやっていくことが大事だと思います。

 ――卒業後の予定は

 大学院に進み、さらに専門的なことを学びたいです。実践だけでなく、学術的な視点でもおもしろがってもらえるように地域をプロデュースして、地域に恩返しをしたい。まだ結果は出せていないけど、いい感触はあります。鳥取に雇用を作っていきたいです。

 ◇ ◇

 いわた・なおき

 1995年、岐阜県瑞穂市生まれ。公立鳥取環境大4年。「もちがせ週末住人の家」のほか、同じ用瀬町に2軒目の民泊施設「暮らしの旅人」も運営中。

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