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03月27日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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鳥取こどもみらいろ応援団

給食 マイお茶わんで

写真:6年生が使ってきた「花輪窯」のご飯茶わん。「色も気に入っていて、格好いい」=鳥取市河原町牛戸 拡大6年生が使ってきた「花輪窯」のご飯茶わん。「色も気に入っていて、格好いい」=鳥取市河原町牛戸

写真:新5年生が4月から使うのは白磁のご飯茶わん。高台に自分のイニシャルを入れる緊張の瞬間=鳥取市河原町本鹿 拡大新5年生が4月から使うのは白磁のご飯茶わん。高台に自分のイニシャルを入れる緊張の瞬間=鳥取市河原町本鹿

写真: 拡大

【地元の工芸作家が作ってくれた】

◆鳥取・西郷小の6年生10人 

 鳥取市河原町の西郷地区にある市立西郷小学校(児童数36人)の6年生は今年度、地元の工芸作家が一人ひとりのために作ってくれたご飯茶わんで給食を食べていた。底の高台(こう・だい)に自分の名前を彫っており、卒業後は、「世界に一つだけの自分の茶わん」を学校から家に持ち帰って使う。新年度の児童は人間国宝が制作したご飯茶わんも使う。

【世界に一つだけ「格好いい」】

 ふるさとの窯の手作りの器を使って、物も人も大切にできる人に育ってほしい――。そんな思いを込めて、窯元が四つもある西郷地区ならではの取り組みは今年度始まった。工芸を核に地区を活性化しようと活動している一般社団法人「西郷工芸の郷あまんじゃく」が主催する。今年度はまず6年生、来年度は4〜6年生。将来は全児童に広げたいという。

 今年度の6年生10人のご飯茶わんは、地区で最も若い陶芸家の花井健太さん(33)=花輪(か・りん)窯=が作り、昨年11月下旬に贈られた。何色と言えばいいだろう、うぐいす色と黒色の、白飯が引き立つ深い色合い。この茶わんで給食を食べるのは毎週水曜。きれいに洗って高温殺菌し、学校で大切に保管してきた。

 「ご飯がおいしく感じる」と谷口徹君。「一つしかない、慎重に扱わないといけないと思った。お茶わんが大切なものなんだなと気づかされた」。漆原奈緒さんは「普段使う茶わんより軽く感じて、持ちやすい」という。卒業後も「家で毎日使うので、大事にしたい」。花井さんは「器は使ってもらって完成する。一緒に給食を食べた時、おいしい、おいしいと言ってくれてうれしかった」と話す。

◆新年度 4年生から

 4年生4人は今月11日、新年度から使うご飯茶わんを制作中の人間国宝、白磁作家・前田昭博さん(64)=やなせ窯=を訪ねた。「同じ白でもいろんな白がある」と前田さん。4年生は、前田さんが白磁の魅力や難しさ、制作工程を語るのを聞いた後、顔料を使って本焼き前の茶わんの高台に自分のイニシャルを入れたり、模様を入れたりした。

 「できたら一生使ってもらいたい。手作りの器から肌でいろんなことを感じてもらえたらうれしい」と前田さん。田中太悟君は「模様のついた茶わんがきれいだと思っていたけど、白磁は見飽きないし、きれいだなと思った」。

 3年生(新4年生)6人は70年余の歴史がある「因州・中井窯」、5年生(新6年生)7人は江戸時代から続く「牛ノ戸焼」のご飯茶わん。焼き上がって4月から使うのを楽しみにしている。(斎藤智子)

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