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北陸六味【エコロの森代表 森田由樹子さん】

スマホ決済 時代の流れ

写真:富山県南砺市の五箇山地域でかんじきで遊ぶ外国人観光客=筆者提供 拡大富山県南砺市の五箇山地域でかんじきで遊ぶ外国人観光客=筆者提供

今月、スマートフォンを使った電子決済サービス「PayPay(ペイペイ)」がサービスのPRのために行った「100億円あげちゃうキャンペーン」が、ネット上で大きな話題となった。

 決済額の20%がPayPayの残高として還元されるのに加え、抽選で当たった人は10万円を上限に全額還元されるというキャンペーン。今月4日に始まり、たった10日間で還元額が100億円相当に達したため、終了したという。

 スマホ世代の我が息子は、キャンペーン最終日にこのサービスを使って12万円の冷蔵庫を買い、10万円が還元される恩恵を受けた。「スマホで決済」というキャッシュレスな社会が、身近に迫っていることを感じさせる出来事だった。

 日本ではキャッシュレス決済が韓国や中国、欧米各国ほど普及しておらず、まだ全体の2割程度とされる。他国に比べ、現金への信頼感が根強いことが背景にあるように思う。

 一方で、キャッシュレス化は国の方針でもあり、政府の成長戦略「未来投資戦略」では、2027年6月までにキャッシュレス決済の比率を4割程度に引き上げるとしている。

 観光産業の現場にいると、昨今の訪日観光客の急増からもキャッシュレス決済の導入の必要性を切実に感じさせられる。

 今年は外国人旅行者が初めて3千万人を突破した。当社のツアーにも外国人旅行客の参加が少しずつ増えてきている。当然クレジットカードで決済できるようにしているが、QRコードを使ってスマホでも決済できるシステムも今後導入しようと考えている。

 キャッシュレス化で地域経済の活性化を目指そうという動きもある。富山では先月、電子マネー型の仮想通貨「地域応援通貨」が運用を開始した。「YEL(エール)」と名付けられ、スマホを使ってネット上や実店舗で県産品や県内産業の体験プログラムなどを購入できる。

 単なるキャッシュレス決済の手段ではなく「地域を応援する」というコンセプトが新しく、県外の人にも、魅力ある県産品や観光などのサービスにお金を使ってもらえる。果たしてどれくらいの人が利用してくれるのか、興味深い。

 キャッシュレス化は時代の流れ。本格的な普及にはまだまだ課題がありそうだが、時代の流れは加速度的に速くなっており、精いっぱいついて行きたいと考えている。(エコロの森代表)

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