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ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

歌碑愛され建立10周年

写真:今年で建立10周年を迎えた和歌山ブルースの歌碑。目の前に立つと曲が流れる=和歌山市雑賀町 拡大今年で建立10周年を迎えた和歌山ブルースの歌碑。目の前に立つと曲が流れる=和歌山市雑賀町

●和歌山ブルース/古都清乃

 「和歌山ブルース」の歌碑が歌好きな市民の寄付によって和歌山市のぶらくり丁に建立されてから10年を迎えます。作曲は「有楽町で逢いましょう」「いつでも夢を」などの名曲を生んだ昭和の大作曲家・吉田正先生で、古都清乃さんの歌声が、♪ぶらくり丁の 恋灯(あか)り〜と毎日流れています。往年のにぎわいはともかく、近年は県外からの観光客が立ち寄り、各地の歌碑を巡る歌好きな方の来訪も増えているそうです。

 一般公募で選ばれたこの歌碑のデザインはとてもユニークです。レコードのドーナツ盤の形をした直径1・8メートルの黒御影石で作られています。レーベル部分は真鍮(しんちゅう)で、歌詞や寄付された方の名前が刻まれています。散策のベンチとしても使える座れる歌碑は全国にも珍しく、盤面に腰を掛けて聴き入ると昭和歌謡の時代にタイムスリップした気分になれそうです。

 歌碑建立10周年を記念して、歌とトークのイベントが催されます。演歌・歌謡ファンとして知られ、この8月まで和歌山市長だった大橋建一さんを迎えて、ぶらくり丁と「和歌山ブルース」の歴史を語るトークセッションが面白そうです。歌のステージでは「和歌山ブルースと同時代の歌たち」として、懐かしい歌謡曲を宮本静さんと日高光路さんが歌い上げます。「和歌山ブルース」を課題曲とした「和歌山ブルースオンリーカラオケ大会」も同時開催されます。

 筆者もトークセッションの末席に参加し、生まれ育ったぶらくり丁や当時のレコード店の店頭模様などを話すつもりです。

 イベントは23日午後1時から、和歌山市本町2丁目のフォルテワジマ4階のイベントホールで開かれます。観覧無料ですので、ぜひお越しください。問い合わせは実行委(073・457・1011)へ。

 23日のイベントを機に、「和歌山ブルースと古都清乃 ちょびっと!ミュージアム」が、3年ぶりに再オープンします。古都さんの年表や懐かしい当時の写真が展示され、紀の国わかやま国体のある来年9月末までの期間限定で、来県者をお迎えします。場所は「和歌山ブルース」の歌碑のすぐ近く、和歌山市雑賀町の中ぶらくり丁のカワサキビル中2階です。開館は午前10時から午後5時まで。火曜定休で、入場は無料です。

(ミュージックマート・イワキ狐島店 店主 岩橋和廣)

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