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ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

アーティスト育む空間

写真:ガーデンライブが催される一灯舎=海南市多田 拡大ガーデンライブが催される一灯舎=海南市多田

●ガーデンライブVol.38

 お庭のすてきな海南市多田(おおた)のイベントホール&ギャラリー「一灯舎(いっとうしゃ)」で6月7日、38回目のガーデンライブが開かれます。藍田真一さんや、くりすたきじさんなど11組のミュージシャンに、書家の山崎瀟さん、バルーンアートのanさんなどのパーフォマンスが加わって、アットホームな雰囲気の中、アコースティックな演奏が繰り広げられます。

 TOY・BOXさんが主宰するガーデンライブは、1997年に1回目を開催したそうです。自らポップな歌声と曲作りで楽しいステージを重ねていたTOY・BOXさんは、正さんとちえみさんの夫婦デュオです。ゆずなどが大ブレークしていたころで、南海和歌山市駅前のストリートで活動する若いミュージシャンたちに声をかけ、自宅の庭で、一緒にライブをしたのがきっかけでした。

 1回目は3組の演奏に観客は5人だったそうです。自宅での打ち上げは、手料理に音楽談議、プロとして活動歴をもつ正さんの厳しい音楽感と肝っ玉母さんのようなちえみさんのあったかさに、夜を徹しての語らいが続いたそうです。

 回を重ねるうち、大阪からの参加もあり、出演は15組を超え、会場もJR和歌山駅前のわかちか広場などに移すなどして、300人近い観客が集まるようになりました。その間には、競い合って新曲発表や新たなユニットの結成など、まるでストリートミュージシャンの梁山泊のような雰囲気であったと想像されます。今回の原点に戻ったようなガーデンライブでは、参加アーティストたちの成長ぶりも楽しめるはずです。

 会場の「一灯舎」は、元々あったメリヤス工場をリメイクしました。名前には繊維の「糸」、オーナーの名字である「伊東」、さらに「地域に灯(とも)る一つの灯(あか)りになれば」との意味が込められています。ご主人の遺志をつぎ、一灯舎を運営する伊東ひろみさんは、このすてきな空間を、地域の方たちとともに育むのを明るく楽しんでいます。

 今回のガーデンライブは、7日午前11時から午後4時まで、カフェやカレーのフードブース、手作り雑貨の販売、ギターとマンドリン体験なども同時に催されます。入場無料ですが、車1台に付き100円の駐車場代が必要です。問い合わせは一灯舎(073・482・0785)へ。

(ミュージックマート・イワキ狐島店 店主 岩橋和廣)

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