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ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

有田の四季歌い込む

写真:宮本静、有田てる美、南美枝子  題字:山崎瀟(しょう) 拡大宮本静、有田てる美、南美枝子  題字:山崎瀟(しょう)

●有田川みかん山コンサート 

 阪和道の有田インターチェンジを降りて数分進むと、有田川町のきびドームが見えます。このホールで7月11日、「有田川」発売を記念した「有田の歌を知る! 聞く! 歌う! 『有田川みかん山コンサート』」が開かれます。小高いみかん山の中腹に建てられた有田みかんをかたどったきびドームは、まさにこの歌にピッタリの会場といえます。

 「有田川」は、同名小説の舞台化を機に、原作者の有吉佐和子さんが自ら作詞し、主演した女優の森光子さんが歌って、1965(昭和40)年にキングレコードより発売されました。永らく廃盤となっていたのですが、昨年の有吉さんの没後30年特別展で発表され、その反響の多さから同年9月には、CDとして復刻。その後、和歌山で活動する演歌歌手の宮本静さんが、原曲に忠実にカバーし、新録音盤として4月に全国発売されています。

 ミカン農家を舞台にした女性の一生と、有田の四季折々の祭りも歌いこまれた歌詞、そして昭和歌謡の良さをしっかり残すメロディーは、小説「有田川」の世界を伝えています。箕島漁港のとれピチ朝市で威勢よく地場特産品を売る婦人部の皆さんや、ファーマーズマーケットでレジ打ちする女性たちの一言に、何かこの歌のフレーズを感じてしまうのです。時代も世代も移ろい、この歌を知る人も少なくなりました。そういう時期に、この歌を改めて聞いた有田の女性たちが中心となって実行委員会を立ち上げ、有田の産業や観光に役立つ歌のイベントとしてコンサートを行うことになりました。

 当日は、まず有吉さんの研究家で知られる天満天神繁昌亭支配人・恩田雅和さんの講演「有吉佐和子と有田川」があります。次いで、和歌山県民謡連合会有志による、小説の冒頭に登場する「有田みかん摘み唄」で始まります。宮本静さんの「有田川」「静の黒潮節」、有田てる美さんの「有田川音頭」、南美枝子さんの「紀勢本線」など有田ゆかりの歌謡を中心にステージは構成され、「有田川」の歌唱指導や大合唱で幕を閉じるそうです。

 「有田川みかん山コンサート」は午後2時開演。入場料は2千円で「有田川」のCD(新録音盤)付きです。ぜひ、有田で有田の歌をお楽しみください。

 問い合わせは、きびドーム(0737・52・8002)。ネット予約もできる。http://musicmart−ticket.com/event/detail/event/52

 (ミュージックマート・イワキ狐島店 店主・岩橋和廣)

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