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ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

心うつ こめられた思い

写真:「力餅」ののれんをくぐる大江さん(右)と2代目店主の小林さん=和歌山市のぶらくり丁 拡大「力餅」ののれんをくぐる大江さん(右)と2代目店主の小林さん=和歌山市のぶらくり丁

● 「力もちではないけれど」

 #あんころもちのある街へぶらりぶらりと帰ろうか――

 あんころもちと信太うどんで知られる、ぶらくり丁(和歌山市)の「力餅(ちからもち)」の歌ができました。阿久悠さんのような世界観をもつ望郷ソングで、力餅ののれんをくぐったことのある方なら、涙腺を緩めずに聴くことはできません。

 私が、ブログに昼ごはんを毎日毎日書き出してちょうど10年になります。よくお世話になったお店や、お気に入りのメニューを歌にしたら楽しいと思い、和歌山ゆかりのアーティストたちに店主と一緒に試食してもらい、自由に書いていただきました。

 力餅の親子丼から生まれたのが、大江康一郎さんの「力もちではないけれど」。大江さんは、起業して東京に事務所を構え全国を飛び回る経営者ですが、1964年の和歌山市生まれ、高校時代にはフォークデュオ・WO(ウー)で活躍し、弊店の主催したイワキ・ウッドロックフェスティバルでグランプリを獲得、副賞としてドーナツ盤「夕・立・ち」を残しています。近年、音楽活動を再開し、昨夏には、新内のライブハウスで、復活ライブ「ただ・いま!」を成功させています。

 大江さんとは、東日本大震災の年にツイッターを通じて30年ぶりに再会。その後もインターネットTVなどで、故郷の街や音楽にエールを送る大江さんに、歌作りを無理無理お願いしたところ、東京から力餅まで駆けつけてくれました。2代目店主の小林史郎さんのお話を聞きながら、親子丼とかけうどんを懐かしく食べたのです。

 大江さんは、高校の同級生を中心に作った「あんころ一家」という歌作りのチームと共に、望郷の思いや店主ののれんにかける意地を歌詞にして、「北酒場」のような元気な歌謡メロディーに仕立てあげました。先日、力餅の店先で、出来上がったばかりの「力もちではないけれど」を仲間たちと歌い、店主に聞いてもらったのです。あんころもちや親子丼にこめられたそれぞれの思いは、その場にいた全員の心を打ち、何とも言えない温かい雰囲気に包まれました。この模様は、曲名を動画検索すればネットで視聴でき、ラジオの和歌山放送のリクエストで聞くこともできます。

 この曲は、和歌山de昼飯×喰会コンピレーションアルバムに収録され、和歌山のグルメソング他13曲と共に今月20日にCD発売されます。発売日には、大江さんも参加して、本町2丁目のフォルテワジマで記念グルメライブが催されます。次回はこのアルバムを紹介します。

 (ミュージックマート・イワキ狐島店 店主・岩橋和廣)

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