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ときめく★楽音生活【ときめく★楽音生活】

ジャズ ピアノと管楽器の対話

写真:2015年7月1日発売 MMM―1001 定価3000円(税込み)MMM RECORDS 拡大2015年7月1日発売 MMM―1001 定価3000円(税込み)MMM RECORDS

●「Duologue」

出口誠

 ジャズピアニストの出口誠さんが、5年ぶりに3枚目のアルバム「Duologue」を発売しました。気心しれた4人の管楽器奏者と3曲ずつデュエットし、「サマータイム」などジャズのスタンダードが12曲収録されています。

 ピアノのデュオの相手は、フルート、テナーサックスとトロンボーン。ユニークな組み合わせからか、聞き慣れたスタンダードに、新しいメロディーを感じとることができうれしくなります。特に、アルバムの半分を占める2人の奏者のトロンボーンとピアノの対話が印象的です。使い慣れたスタジオでの一発どりのレコーディングとあって、リラックスと緊張感が織りなすインタープレーが存分に楽しめます。そこに、出口さんの人柄がタッチからにじみ出ているのです。

 出口さんは、1969年の和歌山市生まれ。ヤマハ音楽教室でピアノと電子オルガンを習い始め、大阪音楽大学在学中に、ビル・エバンスのレコードに衝撃を受けジャズに目覚め、大阪のジャズクラブでプロデビューします。その後、東京に活動拠点を移し、2005年には、自ら率いる出口誠トリオで、初リーダーアルバム「Will」、10年に、セカンドアルバム「Don’t Be At A Loss」を発表しています。現在は首都圏をはじめ全国のジャズライブハウスで活動しています。和歌山市でも毎年、帰郷ライブを重ね、帰和の折に即興で作った「ブルース・フォー・和歌山」という短い曲を動画投稿サイト「ユーチューブ」に残しています。

 96年からはじまった出口さんの帰郷ライブは今年20回目を迎え、31日と11月1日に和歌山市紀三井寺のデサフィナードで催されます。その節目のライブは、ピアノトリオによるジャズのスタンダードの演奏に加えて、特別ゲストにフュージョンバンド、ナニワエキスプレスのギタリスト・岩見和彦さんを迎えて、初共演します。同じ和歌山市出身アーティストで、開創1200年を迎えた高野山にちなんで、岩見さんが作曲した「高野サンバ」や、出口さんが奥の院で書き下ろした「霊山」などを披露するそうです。

 帰郷ライブの開演時間は31日が午後7時、11月1日が午後1時半と午後7時。各回3500円で、岩見さんの出演は両日とも夜の部のみ。問い合わせはデサフィナード(073・441・6166)へ。

 (ミュージックマート・イワキ狐島店 店主・岩橋和廣)

 

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