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連載:備える@和歌山

中南米高官らに逸話紹介

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■「稲むらの火の館」視察

 「世界津波の日」(11月5日)に合わせて来日中の中南米の政府高官らが8日、広川町の防災学習施設「稲むらの火の館」などを視察した。

 国際協力機構(JICA)が中心に中南米を対象に展開している津波防災事業の一環。この日は、チリやペルーなど5カ国の省庁や大学関係者16人が参加した。2011年9月の紀伊半島大水害を伝える那智勝浦町の研究施設「県土砂災害啓発センター」を訪問した後、同館に足を運んだ。

 館長の崎山光一さん(67)は1854年の安政南海地震で実業家浜口梧陵(ごりょう)が稲わらに火をつけて住民を高台に避難させた逸話「稲むらの火」を紹介。「地震が起きたら高台に避難するのが基本」と説明した。

 10年に津波で大きな被害が出たチリから訪問したコンスエロ・コルネホ国家緊急対策室部長は、地震を伝える博物館を作る必要性を感じているという。「QRコードなど新しい技術を使うと若い人も情報に接しやすい。津波防災の意識を広めるために必要なことを学びたい」と話した。

(森本 大貴)

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